日々の生活で、首や肩が凝るのが当たり前になっていませんか?実は、首の凝りが意外な不調の原因になっていることがあります。頭痛や吐き気だけでなく、乗り物などに酔いやすい、法令線等です。今回は、首のストレッチで不調の解消をする方法をご紹介致します。
首の凝り・血流不足で起こる不調
首の筋肉が硬いと、顔や頭に行く血流も不足し硬くなるので表情筋が下に引っ張られて頬が下がり、法令線などのしわができやすくなります。顔のくすみにも関わります。
また、首周りが硬くゆがむと、血圧を調整する器官やバランス感覚を司る三半規管などにも影響が出て、酔いやすくなることもあります。
首の筋肉のバランスを整えるストレッチ
首の筋肉の硬さやゆがみを取るストレッチをしてみましょう。
《首の前側のストレッチ》
鎖骨の下を、両手の平で押し下げるようにしたら、アゴを上げて上を見ます。10秒程度。
《首の斜め前側のストレッチ》
左手で右の鎖骨の下を押し下げるようにしたら、頭を左後へと倒します。10秒程度。反対側も同様に行います。
《首の横のストレッチ》
右腕を腰の後へと置き、左手で頭を左に倒します。10秒程度。反対側も同様に行います。
《首の斜め後のストレッチ》
首の横のストレッチから、手で頭を斜め前へと倒します。斜め左右10秒ずつ。
おわりに
顔を下げる筋肉の硬さを取ってリフトアップし、顔へ行く血流を良くして顔色を良くし、脳への血流も促して酔い止めや自律神経の調整にも役立ちます。
頭が軽くすっきりすることでしょう。ぜひお試し下さい。
Photo by fotolia