すのこを使ったケージの作り方を知る
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猫や犬などペットがいると和みますよね。いろんなしぐさや可愛い表情を見せてくれるペットたちは家族のように大切な存在です。そんな大事なペットたちのお家を手作りしてあげるのはいかがでしょうか。
小屋を手作りするというと大変な作業になる気もしますが、じつはすのこで気軽に作ることができるようです。木材を使用して作った小屋は暖かみがあり、見た目もおしゃれです。材料費もあまりかかりませんし、自由にアレンジすることもできます。ちょっと小物をプラスしてみると、とてもおしゃれなお家になります。
ここでは、すのこを使ったケージの作り方をご紹介してみます。すのこケージを使用できるペットの種類やケージの基本の作り方、必要な材料も取り上げます。ペットのお家を作ってあげたいという方は参考にしてみてくださいね。
すのこケージのメリット
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猫用・犬用・ウサギ用など、ペット専用のケージを使うのもありですが、すのこを使ってケージを作ってあげるのもおすすめです。すのこケージにはどんなメリットがあるでしょうか?
おしゃれ
市販されているペット専用のケージは、お家の雰囲気や全体のコーディネートと合わないこともあります。カントリー風のお家やナチュラル系のお家などにペット用のケージを置くと、雰囲気と合わなかったり生活感が出てしまったりするかもしれませんね。
ペットたちのケージをすのこで手作りすると、お家の雰囲気に合わせたおしゃれなケージを作ることができます。可愛いペットのために手作りしてみても良いかもしれませんね。
実用的
自分でケージを作ることでそれぞれのペットに合わせた実用的なケージを作ることができます。例えば、猫は高いところに登るのが好きですよね。手作りする場合は高さのあるケージにして、キャットタワーのような段差を付けてあげることもできます。臆病な性格の子の場合は隠れられるスペースを作ってあげることもできます。
ペットの必要に合わせるだけでなく、家の間取りやスペースに合わせることもできます。あまり広さがない場合や高さがあまりない場所であれば、そのサイズに合わせて設計することができます。家の形や空きスペースに合わせて自由にケージのサイズを決められるのも手作りのメリットです。
すのこケージを使えるペットの種類
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犬や猫は室内で放し飼いにすることもできますが、ケージやサークルを作っておくと留守中や来客時に利用することができます。また、犬や猫のケージだけでなく、他のペットにも作ってあげることが可能です。すのこケージを使えるペットの種類を見ていきましょう。
犬
まずは犬用のケージです。犬用のケージ、とくに大型犬用のケージはサイズが大きめですので、ケージ代もちょっとかかってしまいます。すのこで手作りするとケージ代があまりかからず、しかも快適な広さのお家が作れるのでおすすめです。
また、普段は飼い主さんと一緒に室内で自由に過ごしていても、飼い主さんが長時間外出するときは安全のためにサークル内にサークル内に入れておくという方もいらっしゃいます。思わぬ事故を防ぐためにも、飼い主が不在の時はサークル内で過ごすようにするのもありかもしれませんね。
家でお留守番させるときは、ある程度広いスペースを確保しておくとストレスが溜まりにくくなります。すのこでサークルを作っておき、その中にトイレや寝床、おもちゃやエサを入れておけば安全に過ごすことができます。すのこは費用もかかりませんので、ちょっと多めに購入して広く作ってあげると良いかもしれませんね。
猫
猫のケージを作る場合は高さのあるケージにしてあげるのがおすすめです。猫は高いところに登ったり、狭いところに入り込んだりするのが大好きです。そんな猫ちゃんの習性に合わせた家づくりをしてあげましょう。
ケージ内に段差を付けてあげたり箱を置いてあげたりすると、好きなように登ったり入り込んだりして遊ぶことができます。箱を数個入れて階段のようにしてみるとか、2階建てにしてみても良いと思います。猫用のトイレスペースもすのこや木箱で囲ってあげると、見た目も良く猫も落ち着けるスペースになります。
猫用のケージをつくる場合は高さのあるケージにすること、段差や入り込めるスペースを作ることを意識すると良いと思います。ケージ内にキャットタワーを置いてあげたり、ボックスを組み合わせて棚を作ってあげるのもおすすめです。
ハムスター
ハムスターのケージも手作りしてあげることができます。ハムスターのケージの場合は、スキマを作らないよう金網などをプラスして作っていきます。保温効果もありますので、通常のケージを使用するより暖かくて良いかもしれませんね。床面には板を敷いてウッドチップなどの床材を入れてあげましょう。
ハムスターのケージはあまり大きくなくて大丈夫です。犬や猫のケージより小さめですので、作りやすいかもしれませんね。外側に飾りつけをしてあげるとコンパクトで可愛いらしいお家になると思います。
ハムスターのケージは小さめですので、デコレーションもしやすいと思います。フェイクの窓やドア小物を張り付けるなどして、ログハウス風にするのもおすすめです。
ハムスターを飼育する場合は脱走対策を取っておく必要があります。対策としてはスキマをつくらないこと、脱走できない高さにすることです。ふたを固定する場合は高さはあまりなくても大丈夫です。
個人的には、ふたを開閉できるようにしておいたほうがハムスターを出し入れしやすいのでおすすめです。ふたを開閉するタイプにする場合は高さを高めに設計し、届かないようにするかカギをつけるなどの脱走対策をしておきましょう。
ウサギ
ウサギの小屋もすのこで作ることができます。ウサギ小屋はハムスターや小鳥などの小屋より大きめですので、通常のケージを置くとちょっと目立ってしまうかもしれませんね。すのこでアレンジしたケージだとリビングに置いても馴染みやすいと思います。
ウサギの場合はかじる力が強いですので丈夫な素材を選びましょう。すのこの上でトイレをしてしまうと掃除が大変になってしまいますので、ウサギ用のトイレを用意してあげましょう。トイレにペットシーツなどを敷いておいて、トイレだけ毎日掃除するのがおすすめです。
このペット用トイレは素材がプラスチックでできていたり網がついていたりするものが多いですのが、ちょっとリメイクするとおしゃれになります。このトイレはそのまま使用しますが、周りをすのこで覆ってあげるとトイレ感がなくなります。