22日の米国長期債相場は強含み。この日発表されたマークイット1月米製造業PMI速報値と1月米サービス業PMI速報値、全米不動産業者協会(NAR)が発表した12月米中古住宅販売件数は、いずれも市場予想を上回ったことから、長期債などの利回りは一時下げ渋ったが、取引終了時点にかけて再び低下した。市場関係者の間では「連邦準備制度理事会(FRB)は長期金利の上昇を抑えるために、何らかの措置を導入する」との見方が増えていること、新型コロナウイルス変異種の感染拡大が警戒されていることから、安全逃避的な債券買いが優勢となった。10年債利回りは一時1.084%近辺まで低下した後、1.100%近辺まで戻したが、取引終了時点にかけて1.085%近辺で推移した。

イールドカーブは、フラットニング気配。2年−10年は+96.30bp近辺、2年−30年は+172.60bp近辺で引けた。2年債利回りは0.12%(前日比:0bp)、10年債利回りは1.08%(同比:-3bp)、20年債利回りは1.65%(同比-2bp)、30年債利回りは、1.85%(同比:-2bp)で取引を終えた。

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情報提供元:FISCO
記事名:「NY債券:長期債利回りは低下、安全逃避的な債券買い強まる