大谷翔平７号先制ソロ ブーイング巻き起こり観客ざわめきの中での右翼弾

ブルージェイズ対ドジャース　1回表ドジャース1死、右越えに7号ソロ本塁打を放ち、おどけてブーイングをするスミスコーチ（後方右）を背に笑顔を見せる大谷（撮影・菅敏）

＜ブルージェイズ－ドジャース＞◇26日（日本時間27日）◇ロジャーズセンター

ドジャース大谷翔平投手（29）が、ブルージェイズ戦の初回に3試合ぶりとなる7号先制ソロを放った。

大谷は「2番DH」で出場し、1死走者なしで迎えた第1打席。昨年12月にはドジャースとの契約発表の直前にブルージェイズと合意したと報じられたこともあり、大谷の名前がコールされるとブーイングが巻き起こった。観客のざわめきがやまぬ中、カウント1－1から先発右腕バジットが投じた内角スライダーを捉え、右翼スタンドに運んだ。打球速度96・1マイル（約154・7キロ）、飛距離360フィート（110メートル）、角度37度。この打席までで今季打率3割6分4厘、7本塁打、17打点、OPS1・124。OPSは両リーグトップ、打率はベッツ、コントレラス（ブルワーズ）に次ぐリーグ3位、本塁打はオズナ（ブレーブス）に次ぐリーグ2位タイとなっている。