平野歩「納得いく滑りを」＝五輪を前に意気込み―スノーボード

　【北京時事】スノーボードの男子ハーフパイプで五輪２大会連続銀メダルの平野歩夢（ＴＯＫＩＯインカラミ）が２５日、オンラインで記者会見に臨み、２月４日開幕の北京五輪を控えて「最後にできる調整を一日一日、大事にしながらやって、本番では納得いく滑りを表現できたらいい」と心境を語った。 　昨夏の東京五輪にスケートボードで出場。そこから半年で３度目の冬季五輪を迎える。準備期間が短い中でも、ワールドカップで２戦連続優勝を果たすなど調子は上向き。それでも「まだ自分のやりたいことを全部、表現できていない」と厳しく評価し、「五輪の場で見せられたらと思う」と意気込んだ。 　今回は弟の海祝（日大）と兄弟での出場となる。「僕は海祝がこうやって上がってくるのを兄として待ち望んでいた。自分らしい滑りを全力でやってほしい」とエールを送った。　（了）【時事通信社】