トヨタ・スープラとBMW Z4と言えば、シャシーを共用するいわゆる「兄弟車」。ともに、メインマーケットをアメリカに置くスポーツカーだ。そのアメリカで、どちらが売れているのか? セールスデータから読み解いてみよう。

10月はスープラ516台に対してZ4 310台

スープラの兄弟車、BMW Z4。4気筒/6気筒エンジン搭載モデルがある

 トヨタ・スープラとBMW Z4は、ともに同じシャシーを使いマグナ・シュタイヤーのオーストリア・グラーツ工場で生産される兄弟車だ。両モデルとも、メインマーケットは、スポーツカー王国、アメリカである。



 先に販売が始まったのはBMW Z4。2019年3月からデリバリーが始まっている。

2019年

3月:101台

4月:271台

5月:424台

6月:417台



 となっている。



 7月になると、いよいよトヨタ・スープラのデリバリーが開始される。ここからの販売台数を紹介しよう。

 

2019年

  Z4 スープラ

7月:288台   320台

8月:285台   643台

9月:247台   514台

10月:310台   516台

 

 である。どの月もスープラがZ4を販売台数で上回っている。

スープラ圧勝の理由は?

トヨタ・スープラ。北米モデルはすべて3.0ℓ直6エンジン搭載モデルで2.0ℓ直4モデルの設定はない

BMW Z4はスープラに対してやや高い価格帯に属する。オープンカーということもあるだろうし、BMWのブランド料という面もあるかもしれない

 スープラの方が売れている理由のひとつは、価格だ。1ドル=108円として換算すると、次のようになる。それぞれMSRP(メーカー希望小売価格、税抜き価格)である。



トヨタ・スープラ

Supra 3.0 I6 CVT 49900ドル(538万9200円)

Supra 3.0 Premium I6 CVT 53990ドル(583万290円)

Supra Launch Edition I6 CVT 55250ドル(596万7000円)



BMW Z4

Z4 sDrive30i 49700ドル(536万7600円)

Z4 sDrive M40i 63700ドル(687万9600円)

 である。北米のスープラは、すべて3.0ℓの直6ターボ(B58型)なのに対して、Z4のsDrive30i は、2.0ℓ直4ターボ(B48型)。つまり、Z4だと2.0ℓ直4モデルを買う値段でスープラなら3.0ℓ直6が買えるのだ。



 バリューフォーマネーに厳しいアメリカのスポーツカー好きの心を捉えているのは、スープラのコストパフォーマンス、と言えそうだ。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 トヨタ・スープラ、BMW Z4、アメリカで売れているのは、どちら?