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9日の香港市場概況:ハンセン2.4%安で続落、米中貿易摩擦の激化を警戒


9日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比692.13ポイント(2.39%)安の28311.07ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が252.31ポイント(2.27%)安の10845.06ポイントとそろって続落した。ハンセン指数は約2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。売買代金は1218億200万香港ドルに拡大した(8日は1076億6600万香港ドル)。

米中貿易摩擦の激化を警戒。米通商代表部(USTR)は昨夜、「2000億米ドル相当の中国製品に対する輸入関税の引き上げ措置に関し、10日の午前0時1分(日本時間で午後1時1分)に実施する」と官報で正式通知した。これに対して中国商務部は、「米側が関税を引き上げた場合、必要な反撃措置を取らざるを得ない」と応じている。ワシントンで9日に再開される米中通商協議に関しては、一部で楽観論が流れているものの、交渉決裂の不安もくすぶる状況だ。指数は引けにかけて下げ幅を拡大。協議開始の前に、ポジション調整の売りが出たとの声も聞かれた。

取引期間中に公表された4月の中国経済統計では、消費者物価指数(CPI)の上昇ペースが予想通り前月から加速し、生産者物価指数(PPI)が予想を上振れている。一方、人民元建て新規融資は予想を下回った。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安(50のうち46が下落、1が変わらず)。民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が6.0%安、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)が5.8%安、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が5.6%安と値下がり率上位に並んだ。米国でも事業展開する万洲国際は、米中摩擦が影響し18年通期決算は2割減益。業績の先行きが不安視されるなか、足元では6日続落し、累計の下落率は18%に達している。

業種別では、中国の自動車が安い。上記した吉利汽車のほか、北京汽車(1958/HK)が5.0%、広州汽車集団(2238/HK)が4.2%、華晨中国汽車HD(1114/HK)が3.0%、長城汽車(2333/HK)が2.9%、東風汽車集団(489/HK)が2.8%ずつ下落した。吉利汽車と東風汽車集団は8日引け後、それぞれ月次統計を発表。4月の新車販売実績がマイナス成長に転落したとそろって報告した。

中国の金融セクターも軒並み売られる。招商銀行(3968/HK)が4.7%安、中国建設銀行(939/HK)が3.2%安、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が3.9%安、新華人寿保険(1336/HK)がが3.7%安、華泰証券(6886/HK)が4.9%安、中信証券(6030/HK)が4.7%安と値を下げた。

空運・海運セクターも急落。中国東方航空(670/HK)が6.3%安、中国南方航空(1055/HK)が5.0%安、中国国際航空(753/HK)が4.6%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が6.5%安、中遠海運HD(1919/HK)が4.5%安で引けた。米ドル建ての社債発行が多い空運各社に関しては、人民元安の進行がマイナス。この日の上海外国為替市場は、対米ドル相場が今年1月以来の元安水準で推移している。

本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比1.48%安の2850.95ポイントで取引を終えた。金融株が下げを主導する。医薬品株、不動産株、運輸株、消費関連株、自動車株なども売られた。半面、ハイテク株の一角はしっかり。

【亜州IR】



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