システム ディ<3804>は14日、2020年10月期第3四半期(19年11月-20年7月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比19.4%増の28.32億円、営業利益が同93.7%増の5.19億円、経常利益が同94.6%増の5.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同101.8%増の3.60億円となった。

当第3四半期累計期間においては、パッケージソフトの高品質化、ストックビジネスの推進、機能的な事業活動によるコスト削減を進め、当初計画及び前期実績を大きく上回る売上、営業利益を計上した。

学園ソリューション事業においては、「キャンパスプラン.NET Framework」および「キャンパスプランfor Azure」が引き続きユーザの高い支持を得て、売上、営業利益を伸ばした。新規ユーザへのシステム導入が増加した事に加えて、ここ数年来増加傾向にあるクラウド売上が大きく伸長し、イニシャル売上、ストック売上ともに好業績となった。

スポーツ・健康関連施設の会員・会費管理システム「Hello EX」を展開しているウェルネスソリューション事業は、クラウド売上を中心としたストック収入を増加させた。また、心と精神を豊かにする文化・観光施設/テーマパーク向けのシステム「Hello Fun」の受注・納品も進め、もう一つの柱とすべく積極的な営業活動を進めている。

民間企業や学校法人を始め幅広い市場に向けて、コンプライアンス、ガバナンス支援ソフトとして「規程管理システム」及び「契約書作成・管理システム」を提供するソフトエンジニアリング事業は、高機能かつコストパフォーマンスに優れたソフトが市場で高い評価を受け毎期着実に業績を伸ばしている。また、当四半期累計期間においては、業務マニュアルや手順書の作成に最適な機能を多数搭載した「規程・マニュアル管理システム」を複数ユーザへ納入するとともに、企業グループ向けに「規程管理システム」を納入し、売上、営業利益を伸ばした。

公立小中高校向け校務支援システム「School Engine」を提供している公教育ソリューション事業においては、同社がトップシェアを占める都道府県向け公立高校に加えて、複数の大規模自治体を含んだ多くの公立小・中学校にもサービス提供を行っている。さらに、都道府県単位での全小中高校を一貫する統合型校務支援システムに対するニーズが年々高まっており、小中高校に一貫したシステムをクラウドサービスで唯一提供し得る同社ソフトは自治体から高い評価を受け、利用学校数を順調に拡大している。

公共団体向けの公会計ソリューション事業は、公会計のデファクトスタンダードとなった「PPP(トリプル・ピー)Ver.5新統一基準対応版」が、府・県・政令市・特別区などの大規模自治体をはじめ、公営企業などを含めて多くの市町村自治体・公共団体に導入され、圧倒的なシェアを占めている。加えて、サービス停止、撤退を発表した国策の競合製品を使う自治体からの新規需要があり、同社システムの提供を順次進めている。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.4%増の37.22億円、営業利益が同13.4%増の6.07億円、経常利益が同12.7%増の6.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.3%増の4.18億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元:FISCO
記事名:「システム ディ---3Qも2ケタ増収・大幅な増益、当初計画及び前期実績を大きく上回る売上、営業利益を達成