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大同工業---2Qは増収増益、国内、アジア、南米が順調に推移


大同工業<6373>は13日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.6%増の226.40億円、営業利益が同6.4%増の14.48億円、経常利益が同19.5%増の16.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同41.4%増の9.77億円となった。

日本の売上高は前年同期比11.4%増の121.12億円となった。前年同期において熊本地震やアセアン諸国での干ばつの影響などにより、完成車メーカー向け二輪車用チェーン、アルミリム、農業機械用ホイールの受注が低調であったものの、前期の後半より受注が回復基調となるとともに、二輪車用アルミリムにおいては新機種の獲得により、二輪車用チェーンにおいては欧州補修市場向けの受注が好調となった。

アジアの売上高は前年同期比9.9%増の62.82億円となった。タイの搬送関連設備の受注が低調であったものの、アセアン諸国において二輪車用チェーンの受注が完成車メーカー向け及び補修市場向けともに好調に推移し、中国においても日系自動車メーカーの増産を背景に四輪車用チェーンの受注が好調に推移した。

北米の売上高は前年同期比16.5%減の22.12億円となった。四輪車用チェーンにおいて、前年同期は新規の立ち上げの影響で受注が伸びていたことの反動で減収となった。

南米の売上高は前年同期比23.4%増の11.47億円となった。産業用・農業用チェーンの受注が新規案件獲得に向けた施策の展開により好調に推移するとともに、二輪車用チェーンにおいて完成車メーカー向けの受注が好調に推移した。

欧州の売上高は前年同期比1.6%増の8.85億円となった。二輪車用チェーンにおいて、販売店の新規開拓等により補修市場向けの受注が好調に推移した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.6%増の469億円、営業利益が同8.6%増の28億円、経常利益が同8.5%減の30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.7%増の19億円とする期初計画を据え置いている。


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