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日本初の盲学校で、職域拡大に向けた脳性麻痺児へのマッサージ研修会が大盛況で終了!



障がい児への代替医療の普及・啓蒙活動を行なう日本小児障がいマッサージ普及協会(本部:愛知県名古屋市 会長:青山かほる)は、創立139年、日本初の盲学校である京都府立盲学校(京都市北区紫野)にて、8月21日(月)に行われた、同校の教職員を対象とした脳性麻痺児などへの医療マッサージの研修会の開催報告を発表します。(発表日:2017年8月24日)

 江戸時代以降の日本では、視覚障がい者の多くが鍼灸マッサージ業に従事してきました。平成18年の厚生労働省「身体障害児・者実体調査」によれば、就業している視覚障がい者のうち約3割にあたる24,000人が鍼灸マッサージ業に就労しています。ところが近年、リラクゼーションや整体といった無資格者の増加などによって、それでは生計を立てるのが困難な状況になっています。

 こうした現状をもとに、京都府立盲学校では生徒たちへの新しい職域の提供として、まだ国内ではほとんど施術者がいない脳性麻痺などの障がい児への医療マッサージに着目。その先駆者である日本小児障がいマッサージ普及協会の会長 青山から直接知識や技術を学ぶため、今回の研修会開催となりました。



当日は盲学校の教職員15名が参加し、講師の青山による疾患についての説明や現代医療の限界、鍼灸マッサージ師だからこそできること、施術者の無知による医療事故のリスク、実際の効果や患者様の声などについての講義を受けました。同校の生徒の中にも脳性麻痺児がいるということで、参加者たちは点字などでメモをとったり、ルーペで資料を読み込んだり、脳についての質問をたくさんしたりと真剣かつ活発なやり取りがなされました。

 後半の実技講習では、通常のマッサージとは全く異なる障がい児専用のGLITTER式マッサージ(R)の中から、低緊張の子どもに対する施術の指導が行われました。全盲の教職員に対しては手を添えて指導を行う様子も見られました。教職員たちは通常の手技が身に付いてしまっている為、戸惑いを隠せない様子でした。

 参加者たちからは、「ほとんど知らない世界で勉強になりました!」「コミュニケーションの取り方に感銘をうけました!」「手技が全く違うのでビックリしました!」「自分たち(鍼灸マッサージ師)にそんな活躍の場があるなんて知りませんでした!もっと勉強して生徒たちに指導できるようになりたいです。」などの声があがり、大盛況の中、幕を閉じました。

 日本小児障がいマッサージ普及協会では、一人でも多くの障がい児に医療マッサージという新しい選択肢を提供するため、同時に視覚障がいを持つ鍼灸マッサージ師へ、障がい児への施術という新しい活躍の場を知ってもらうため、この度リリースをさせていただきました。

【開催概要】
名称:「低緊張性、中枢神経麻痺の児童生徒に対するマッサージ施術」研修
日時:2017年8月21日(月)13:30~15:30
会場:京都府立盲学校 花ノ坊校地 第1臨床室(京都市北区紫野花ノ坊町1番地)
定員:教職員 15名
主催:京都府立盲学校 理療科 http://www.kyoto-be.ne.jp/mou-s/index.html
   日本小児障がいマッサージ普及協会 http://www.child-massage.org/

【講師:青山かほる について】
日本小児障がいマッサージ普及協会 会長。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師。2010年に名古屋で初めて小児障がい専門の訪問マッサージ事業を開始。2014年に本協会を設立し、翌年より中和医療専門学校の非常勤講師としても活動。業界の専門誌「医道の日本 (2015年10月号)」では「障がい児医療」の巻頭企画で8ページに渡って掲載される。

【団体概要】
団体名:日本小児障がいマッサージ普及協会
運営会社:株式会社GLITTER
代表者:会長 青山 かほる
所在地:愛知県名古屋市名東区陸前町3308-2
TEL:052-753-6435
FAX:052-753-6435
URL:https://www.child-massage.org/
E-Mail:glitter6435@gmail.com
事業内容:障がい児向けの代替医療の普及・啓蒙





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