ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--  ダンハンビーは本日、2019年11月にフォレスター・コンサルティングに委託して実施した調査「将来の小売収入はデータ主導であるべき」の結果を公表しました。この調査から、5兆9000億ドル規模1の世界の食料品小売市場で、食料品小売店の85%はデータを収益化し、顧客体験を向上させる上で、詳細情報を活用する能力、技術、人員、プロセスが不足していることが分かりました。こうした明白な障壁にもかかわらず、世界の食料品小売店の大半(85%)は、2020年の最優先事項として増収を挙げており、その実現のために詳細データ情報の利用を改善して、顧客戦略を策定(84%)したり、ビジネス上の意思決定(82%)を行ったりする計画です。



ダンハンビーの世界小売担当ディレクターのデビッド・クレメンツは、次のように述べています。「世界の食料品市場では、ごくわずかなマージンからさらに搾り取ろうとしているピュアプレー企業や非従来型の競合社を相手に、生き残りをかけた戦いが繰り広げられています。当社がこの調査を委託したのは、多くの小売業者が新たな収益源を利用しながら顧客のショッピング体験を改善していない理由について、掘り下げたかったからです。この調査結果は、持続可能な成長を達成する上で顧客データの役割がますます重要になっていることを浮き彫りにしていると、私たちは考えます。」

調査から、下記の重要な知見が明らかになりました。

  • 世界の食料品小売店のうち、成長およびサプライヤーとの関係改善のために、データ主導の顧客戦略によって差別化しているリーダーは15%に過ぎず、大半は後れを取っている。フォレスターは、食料品小売店の成熟度において、リーダー(15%)、中間(55%)、未熟(30%)の3レベルがあることを明らかにしました。リーダーは、CPGサプライヤーとの協業向上に取り組んでいるという点で、他社とは一線を画しており、1)詳細顧客データの共有、2)メディアプランニングを支援する詳細情報および測定ソリューションの提供、3)毎年の取引契約の一環としての小売メディアプレースメントの交渉、を行っています。地域別にみた場合、売上高を増やす顧客戦略の策定では、米国、ブラジル、イタリア、英国、タイの小売店が初期リーダーとして突出しています。
  • 成長を促進する顧客戦略の策定でデータを活用しようとする際に、96%が困難を経験している。小売店が直面する幾つかの障壁として、データを調整してチャネル全体から詳細情報を引き出せない(36%)、顧客の全体像を把握できない(31%)、必要な技術やスキルが不足している(31%)、があります。
  • 食料品小売店の大半は、顧客データと実店舗/オンラインメディアチャネルが持つ収益潜在力を活用できていない。回答者の53%は、顧客に関する意思決定で、ロイヤルティープログラムなどの顧客データを使用していますが、ソーシャルメディア(49%)、販売時点管理情報(49%)、モバイルアプリ(46%)、プロモーションデータ(46%)、顧客位置情報(43%)、ウェブメトリック/クリックストリームデータ(43%)など、ほかのソースを使用している回答者は半分未満でした。
  • 食料品小売店の大多数はメディア資産を活用しないことで、売上高を逃している。現在、自社ウェブサイトでブランディング機会を販売している食料品店は42%に過ぎず、実店舗や印刷媒体でメディアプレースメントを提供しているのはわずか37%でした。モバイルアプリでブランディング機会を販売している食料品店は、アプリが頻繁に使用されているブラジル(49%)、中国(47%)、スペイン(38%)を除き、31%にとどまりました。
  • CPGサプライヤーに自社アプリでメディア機会を提供している食料品店の96%は、過去12カ月間に売上高が増加しており、40%が10%以上の増収を達成しています。さらに自社ウェブサイトで、広告やブランディングの機会を提供している企業の92%は、そのチャネルの売上高が増加しました。

クレメンツは、次のように語っています。「食料品小売店が、すでに持っているデータを活用することで、顧客体験を改善し、将来に向けて事業を支えることができる収益源を新たに生み出したいのであれば、早急に取り組むことが最も重要です。食料品市場には未開拓の収益源が相当量あります。データとメディア資産の可能性を引き出し、サプライヤーとの連携関係を改善できる小売店は、力強く成長します。一方、適応できない小売店は、ますます競争が厳しくなる市場で後れを取るでしょう。」

調査報告書全文は、こちらでダウンロードできます:https://www.dunnhumby.com/resources/reports/forrester-future-retail-revenues-must-be-data-led

調査手法

ダンハンビーは2019年7月に、データ主導型の消費者戦略と、食料品小売分野におけるデータおよびメディアの収益化の成長について評価するよう、フォレスター・コンサルティングに委託しました。フォレスターはその一環として世界的調査を行い、613人が参加したオンライン調査と、世界の食料品企業でデータ分析の戦略・管理もしくは顧客戦略または両方に携わる意思決定者とのインタビュー13件を実施しました。

ダンハンビーについて

ダンハンビーは、顧客データサイエンスの世界的リーダーであり、現代のデータ主導経済において競合・繁栄していく力を各地の企業に与えています。当社は常に、お客さま第一です。

当社のミッションは、顧客企業が自社顧客の提唱者や擁護者になることで自社の成長と再構想を図ることを可能にすることです。小売業界(世界で最も競争が激しく多次元的データが大量に存在する市場の1つ)に深い関わりと専門知識を持つダンハンビーは現在、あらゆる業界の世界各地の企業がお客さま第一になることができるようにしています。

ダンハンビーの顧客データサイエンスプラットフォームは、テクノロジー、ソフトウエア、コンサルティングを独自に組み合わせ、企業が実店舗、オフライン、オンラインで顧客のために卓越した体験を提供することで売上高と利益を高めることを可能にしています。ダンハンビーは、欧州、アジア、アフリカ、南北アメリカ各地のオフィスに2000人を超えるエキスパートを擁し、テスコ、コカ・コーラ、マイヤー、プロクター・アンド・ギャンブル、ロレアルといった変革的で象徴的なブランドのために活動しています。

1 フォレスター・アナリティクス:オンライン食料品小売の予測、2018〜2023年(世界)

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記事名:「世界的調査から食料品小売店の85%は、データ収益化と顧客体験向上のために詳細情報を活用する能力・技術・専門知識が欠如していることが明らかに