starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ミャンマー国軍、少数民族に和平呼び掛け=反対勢力にくさび


 【バンコク時事】ミャンマーでクーデターを起こし、1年以上にわたって権力を握り続ける国軍が少数民族武装勢力に対し、和平の働き掛けを強めている。武装勢力は政変で政権を追われたアウンサンスーチー氏を支持する民主派と連携し、国軍に抵抗している。和平の呼び掛けには、反国軍勢力にくさびを打ち込む思惑がありそうだ。  国軍は首都ネピドーで12日、多数派のビルマ族と少数民族が連邦制国家を樹立する方針を確認したパンロン協定の締結から75年となるのを記念する式典を開催。ミンアウンフライン総司令官は「すべての民族は同胞だ」と強調し、少数民族に和平協議への参加を促した。また、国軍は拘束している西部ラカイン州の武装勢力「アラカン軍」のメンバーら46人の裁判を打ち切り、解放すると発表した。  少数民族武装勢力はクーデター後、民主派と共闘し、若者らに軍事訓練を施している。国軍は12日の式典に約20の少数民族武装勢力を招いたが、出席したのは11勢力にとどまった。  国軍は1月、すべての少数民族武装勢力と年末まで停戦すると一方的に宣言した。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の政治家らでつくるASEAN人権議員連盟は「直後に東部カヤ州で空爆を行い、4万人が避難した」と指摘し、実効性を疑問視している。 【時事通信社】 〔写真説明〕ミャンマーの首都ネピドーで、記念式典に臨む国軍のミンアウンフライン総司令官=12日(ミャンマー情報省提供・時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.