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ヘンリー王子「渡航中止勧告」地域に単身訪問 2000人誘拐事件も起きたナイジェリア危険地域


ヘンリー王子(2023年8月撮影)

ナイジェリアを訪問中の英国のヘンリー王子(39)が11日、英政府が「渡航中止勧告」地域に指定する北部のカドゥナにある軍病院を単身で訪問したことが分かった。

10日に妻メーガン妃(42)とナイジェリア入りし、初日から学校訪問や軍司令官との会合など夫婦そろって精力的にスケジュールをこなしていた王子だが、滞在2日目には妻を首都アブジャに残して単身で300キロ離れたカドゥナに飛行機で向かったという。

英メディアによると、英外務省は「誘拐、犯罪、暴動の危険がある」として治安への懸念から自国民に対して同地域への渡航をやめるよう勧告しているという。カドゥナ州では昨年、武装集団が小学校の生徒や教師200人以上を拉致する事件が起きているほか、2020年には2000人が誘拐されている。

現地で王子は、テロ組織との戦闘で負傷して入院しているナイジェリア兵士を見舞ったという。しかし、英王室を離脱したことで英国滞在中に警察による警護が受けられないことから「安全面への懸念」を主張する王子自ら、危険地域を訪れたことに批判が相次いでいる。

警察による警護がなければ「危険すぎて」妻と子どもを連れて帰国できないと主張する王子は、警察による警護を求めて英政府と裁判で争っていたが、今年2月に「違法性はない」と訴えを棄却されていた。

英サン紙によると、王子は病院で「妻を連れてこられず、申し訳ない」と話したという。夫妻は12日まで同地に滞在すると伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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