筋肉のコリではなく筋膜のシワが肩こりの原因

肩こりはマッサージして症状が楽になっても、しばらくすると元に戻ってしまいます。じつはこれ、肩こりの原因が筋肉のコリではなかったからなのです。肩こりをほぐしても、すぐに固まってしまうのは筋膜にシワがあるため。肩こりの原因は筋膜のシワにあったのです。

肩こりの原因は筋肉のコリではなく筋膜のシワ

筋膜のシワに肩こりの原因はある

筋膜はこれまでまったく見向きもされていなかった体のパーツ。筋肉は数千から数万本の筋線維で形成されていますが、その筋線維がバラバラにならないように束ねているのが筋膜になります。

この筋膜が最近になって突然、肩こりの原因として急に脚光を浴びているのです。筋膜はニワトリを丸ごとさばくときに見ることができます。ささ身などを薄く覆っている薄い皮が筋膜です。

肩こりの原因はこの筋膜のシワになります。そもそも肩こりの症状は筋肉のコリによっておこるもの。長時間、筋肉が収縮した状態が続くことで血流が悪くなり、筋肉が固くなった状態です。

単なる筋肉のコリであれば、筋肉をもみほぐし血流をよくすることで、やわらかい状態に戻ります。しかし、この筋肉のコリを何度も繰り返すと、筋膜が癒着してシワができてしまうのです。

筋膜のシワはいったんできるととても頑固。癒着してしまうとちょっとやそっとでは取れません。そして、筋膜のシワがある限り、筋肉が引っ張られてコリが発生してしまうのです。

これまでの肩こり解消は、筋肉のコリをほぐすことばかりを考えてきました。しかし、筋膜のシワが正常に戻らない限り、筋肉がいくらほぐれてもすぐにコリに戻ってしまいます。肩こりの本当の原因は筋膜のシワにあったのです。

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