「ネスカフェ」がサステナブルな新ブランドコミュニケーションを開始
1938年にスイスで誕生したネスカフェは、毎秒6,000杯飲まれるほど世界から愛されているコーヒーブランド。そんなネスカフェが新コンセプト【Make your world】を発表しました。
そのきっかけはコーヒー栽培を取り巻く課題の一つ“2050年問題”。気温上昇により、2050年までにコーヒー生産に適した地域が最大50%減少、コーヒーの調達が難しくなるだけではなくコーヒー生産世帯が大打撃を受けるとされており、「コーヒーの長期的な持続可能性を確保するための行動が求められている」ということで始まりました。
どんなサステナビリティ活動に取り組んでいるの？
ネスレが2022年10月に“ネスカフェ プラン2030”で発表したのは、以下の3つの取り組みです。
1つ目は「100％責任ある豆の調達」。2つ目は「再生農業を促進し、温室効果ガス排出を削減」。土壌の健全性と肥沃度を高めたり、農園やその周辺にコーヒーの木以外の木を植えることで二酸化太素を大気から回収し、生物多様性保護などに努めているそう。これまでに約140万本の木を植えてきたのだとか。そして3つ目は、「コーヒー生産者の生活向上支援」。財政支援や個別のサポートを行い、特に女性や若年層に働き方の講習をするなど、生産者に寄り添った取り組みを行っているそうです。
2023年秋より刷新されるパッケージにも注目
そして今回、主要製品の「ネスカフェ ゴールドブレンド」「ネスカフェ エクセラ」「ネスカフェ ふわラテ」のパッケージデザインが、2023年秋より刷新されます。日々の暮らしに溶け込むようなシンプルで親しみのあるデザインが特徴です。
これまでもサステナビリティへの取り組みのことは小さく記載していたそうですが、新しいパッケージでは取り組み内容を多いく記載。私たち消費者側が選ぶ際の参考にもなりますよね。
“なんとなく選ぶ”から“ほんの少し意識して選ぶ”に変える
ネスレのコーヒーを選ぶだけで、ちょっと環境や生産者さんにいいことができるって素敵ですよね。「そのコーヒーは、あなたをちょっとだけヒーローにする。」というフレーズに惹かれます。
日頃無意識に選んでいるものを意識的に変えるだけで、世界にとっていいことができるって素晴らしい！
ネスレ公式HP
https://www.nestle.co.jp
