水原一平容疑者の罪状認否は15日に変更 大谷翔平の銀行口座から不正に送金し銀行詐欺容疑で訴追

パドレスとの開幕戦で試合を見守る水原一平通訳（右）とドジャース大谷（2024年3月20日撮影）

ドジャース大谷翔平投手（29）の銀行口座から不正に送金し銀行詐欺容疑で訴追された元通訳・水原一平容疑者（39）について、罪状認否が14日（日本時間15日）に変更になったと、ジ・アスレチックのサム・ブラム記者が7日（同8日）X（旧ツイッター）で伝えた。当初は9日（同10日）の予定だったが、裁判所の資料によると、日程が変わっていたという。

大谷は3月20日の韓国での開幕戦後に、水原容疑者からお金を盗まれていたことを初めて知り、事件の真相が発覚。同容疑者は2021年から違法のスポーツ賭博にはまり、大谷の口座から1600万ドル（約24億円）を盗んで借金返済に充てており、その詳細な手口が連邦捜査機関の訴状で明らかになっていた。4月12日にはロサンゼルスの連邦地裁に初出廷し、2万5000ドル（約375万円）の保釈金でその日に保釈された。銀行詐欺は最長で禁錮30年などの刑罰とされている。