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本田響矢×鈴木康介BLドラマ『ジャックフロスト』本日最終回!郁哉派?律派?お互いの可愛いところは? 2人のシンクロポーズに胸キュンな撮り下ろしインタビュー


MBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクのコラボ・第6弾にして初オリジナル作品、本田響矢さんと鈴木康介さんのW主演で贈る“記憶喪失”BL『ジャックフロスト』の撮り下ろしインタビューをお届けします。

多種多様なBLドラマを提供してきたMBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクの第6弾は、ついに初のオリジナル作品! 新進気鋭の映画監督・安川有果さんと高橋名月さんが手掛ける“記憶喪失”BLが誕生! 今をときめく若手俳優・本田響矢さんと鈴木康介さんの2人がW主演で挑みます。

全6話で描かれる本作もついに3月30日に最終回! 律(りつ)役の本田響矢さん、郁哉(ふみや)役の鈴木康介さんにお互いの印象などお話を伺いました。同じポーズで並ぶ2人が可愛すぎる撮り下ろし写真と一緒にお楽しみください!

――ドラマシャワーでは初オリジナル作品になりますが、脚本を読んだ感想をお聞かせください。

鈴木:切ないお話なんですけど、僕はすごくキュンキュンして。2人が両片想いというか。きっと律も 郁哉のことが好きなんだろうし、郁哉も律のことが好きなんだろうけどお互いに言い出せない。でも見ていたらわかるという、すごくもどかしい物語にキュンキュンしました。

本田:監督自ら脚本を書いていただいたということだったので、初めて台本を読んで顔合わせさせていただいたときに、どうだったかな?と言われて。その時はまだ序盤までしか渡されていなかったですが、すごく良かったです!と素直に伝えました。「僕のこと覚えてる?」と聞いた郁哉に、律が「覚えてないんだよね」と話すところで、一人で読んでいて心を揺さぶられました、と監督に話したのを覚えています。

――記憶喪失モノと聞いた時はどう思われましたか?

本田:自分が経験したことがないという部分が課題としてすごく大きかったので、色々調べたり勉強させていただきましたし、何よりその感覚がただ記憶を事故で失ってしまった、というだけではなくて、少し特殊な郁哉くんの記憶だけがなくなってしまう、ということだったので、どこまでの記憶があるのか、そういったところは監督とお話しさせていただきながら律の記憶喪失部分に関しては作り上げていきました。

――出来上がった映像をご覧になられていかがでしたか?

本田:本当にイチ視聴者として「こんな感じなんだ!」という気持ちになりましたし、何よりオープニングやエンディング、劇中にも音があって、そういう音楽が加わってひとつの『ジャックフロスト』という作品がきちんと完成したのを観たときは、心の底から嬉しかったです。

鈴木:今回、安川監督をはじめ、ドラマスタッフが映画で活躍されている方が多くて。(あまりカットを区切らない)長回しで撮るし、照明などもすごく時間をかけてじっくりと撮っていて、どうなるんだろう?と思ったら、今までにないドラマというか、斬新な映像で観ている人はどう感じるんだろう?と楽しみになりました。

――お二人は共演経験があると思いますが、今作で仲良くなるきっかけはどのようなことでしたか?

本田:以前共演はさせていただいたんですけど、一緒にお芝居するシーンはなかったので、「お疲れ様でした~」くらいの挨拶をした程度だったんです。

鈴木:仲良くなったきっかけは、初日のロケバスで「セリフを全部合わせよう」と言って、片道2時間くらいかかるところをずっと2人で台本の読み合わせをしていて。そこで律と郁哉っぽくなったんじゃないかな、と。

本田:そうかもしれない……! そんなことやったね!

鈴木:行きの車でずっと2人でセリフ合わせをして、「セリフ間違えてるよ~(笑)」とか言って、そこで仲良くなりましたね。

――本作の撮影前と後での印象の変化を教えてください。

本田:最初のイメージは、色白でお洒落な人だな、と単純に思っていたんですけど(笑)、お話ししてみるとイメージ通りの柔らかくて優しい話し方をされて。みんなが癒やされるというか、和むし、頼りになるので一緒にいてみんなが安心するお兄さん的な感じだったんじゃないかなと思います。僕も実際頼りにしていましたし、そういったイメージは最初と大きくは変わらずに、より中身を知れて素敵な方だな、という印象でクランクアップを迎えました。

鈴木:僕も、「めっちゃ色白!」と思って(笑)。すごくお洒落で古着が好きそうだし、でもちょっとクールなのかな?とか思っていたんですけど……。

本田:よく言われます。

鈴木:実際に会ったら結構お茶目というか、テンションが上がったらすごく面白かったり。でも、とてもストイックな一面があったりして、今回は服を脱ぐシーンもあったので、たぶん2週間くらい糖質制限とかもしながら芝居をしていたんですけど、そこでも弱音を一切吐かず、バキバキに仕上げてきて。

本田:やめてもらっていい?もう全然だからさ(笑)! 本当に2週間で、できる限りですよ(笑)!

鈴木:そういう過程を一番近くで見てきたから、響矢くんの頑張りを見てもらいたいです(笑)。

本田:(撮影は)年末年始挟んでたからね! できる限り頑張りました(笑)。

鈴木:だから、すごく必死にもがいている姿を間近で見ましたし、クールで人間味がないのかな?と一瞬思うんですけど、すごく人間味があって、「好き」から「大好き」になりましたね。

本田:ありがとうございます!

――実際演じられて楽しかったところや難しかったところは?

本田:楽しかったところは、台本を読んでいたときに、こういうシーンなのかな?と頭で想像するんですけど、その想像とまったく違う感情になったときは「楽しい~!」と思いました。ここで悲しい気持ちになると思っていなかったのに、「え、悲しい!」みたいな。ケンカのシーンだから、怒った気持ちでいるのかな、と思っていたら、すごく悲しい気持ちになったりとか、涙が出たり、本番で郁哉のことを見たときに湧き上がってくる感情が素直に出ることが多い現場だったので、そういう世界を作っていただいた監督含めスタッフの皆様に感謝しています。自分が想像していたものと全然違ったなとすごく感じました。

鈴木:今回のドラマのテイストが演技しているとか、セリフを言っているというのを観ている人にあまり感じさせないような、2人の生活を切り抜いたものを出したみたいなテイストでやっていて。僕は家事が出来る役柄なので、ごはんや洗濯物、洗い物とかのシーンが多いんですけど、生活を切り抜いているのに、その手付きがもたついていたらめちゃくちゃダサいな、と思って。だから、慣れている感じを出したいなと思ってひたすら練習しました。ごはんのシーンもそうだし、ノールックで洗濯物を畳みながらセリフを言ったり。そこは頑張ったのでぜひ注目していただけたらと思います。

――そのあたりは本田さんから見ていかがでしたか?

本田:「もっと出来なくてもいいのに~」と思いました(笑)。ちょっと出来ないところを律に見せてほしいな、と。律的には、「カッコつけずに出来ないところを見せてよ。そういうところが可愛いのにな」と思っていましたね。

――郁哉も律もとても魅力的な人物ですが、お互いから見て役柄と共通していると感じる部分はありますか?

鈴木:律と響矢くんに共通しているのは、上目遣いが上手い。

本田:え、それ俺もってことだよね? やめてよ、恥ずかしいな(笑)。

鈴木:そう。俺が「響矢くん!」みたいに声をかけて、「ん?」と上目遣いで振り返ったときが、「あ、律みたい」って思うときがありますね(笑)。

――律は無邪気で可愛らしいですよね。

鈴木:その無邪気で可愛らしいところが響矢くんっぽいです。

本田:康介くんと郁哉の似ているところは、お兄ちゃんっぽく引っ張ってくれる感じ。横に一緒に居れば、とりあえず安心できるみたいな気持ちになれることが結構あったので。それは、郁哉と律として接しているときも、オフで接しているときもどちらも同じ気持ちでしたね。言葉ではなくて、横にいるとなんか安心できる、となったのは共通していると思います。

――この2人で良かったと感じた部分は?

鈴木:僕は記憶を失ったときの現在の律と、過去の回想シーンの律の2人とお芝居をしている感覚があって。1人2役みたいな感覚だったので、すごく大変そうだな、と思って見ていました。でも、それを1日でこなせているから、すごいなと思いました。
律という役は役者としての技量が必要だと思うので、大変だったと思うんですけどそれをサラッと出来るのが流石だし、こなしてしまうところが天才肌の律っぽくもあったし、本田響矢さんで良かったなと思います。

本田:律として郁哉と一緒にいるときは頼りになる存在だったし、それが僕自身としても康介くんと一緒にいるときはすごく頼りになったので、康介くんが郁哉を演じてくれて本当に良かったな、と心の底から思っています。

――劇中の2人は第1話の段階までにどんな細かなすれ違いがあったのかはわからないですが、郁哉は優しいときは尽くしてくれる理想の彼氏像だなと感じました。

本田:理想の彼氏!?

鈴木:あ、この言い方は思ってないですよ(笑)! リアルだったら好きじゃないんでしょ? 本田響矢と郁哉だったら。

本田:いやいや、好きじゃないわけではないけど……(笑)。でも、たぶん恋愛面で言うと確かに……(笑)。どうなんだろうな?

鈴木:(郁哉は)出会ったことないタイプみたいに言ってたよね?

本田:そうだね、郁哉みたいなタイプはあんまり出会ったことはないですね。でも、わからない! 出会っているのかもしれないですけど、男友達とかの恋愛相手との話し方や関わり方を見ていないので、だから郁哉が特別珍しいというわけではないのかもしれません。

――でも、放送前の公式コメントでは、純粋に愛おしいと思う気持ちが芽生えたとおっしゃっていましたが……?

本田:律としてはすごく思いました! そこは本当にそうなんですけど、本田響矢として言うと、どうなるかはちょっとわからないですね(笑)。郁哉くんと本田響矢は会っていないので、会ってみないと! 律として会っていたときはもちろん好きです!

鈴木:現場ではスタッフさんは半々だったよね。彼氏にするなら郁哉派か、律派か。

本田:そうだね! だから皆さんもどっち派か、聞きたいです!

鈴木:アンケート取ったら傷つきそう(笑)。

――ご自身から見て、演じた役との共通点はどこだと思いますか?

鈴木:面倒見たがりみたいな部分は似ていると思っていて。僕は弟がいるんですけど、好きすぎてすごく面倒を見たくなっちゃうんですよ。そういう部分が、郁哉も律のことを好きすぎて頼まれてもいないのにたくさん面倒をみてあげちゃう。ごはんも作ってあげるし、色々なことを尽くしまくる。そういった部分は似ているなと思いましたね。

本田:律はイラストレーターなんですけど、絵を描くのが好きな芸術的なところや、ファッションが好きでカラフルな服だったり可愛い服を着ていたり、お洒落な髪型もしていたりするところから、きっとこだわりが強いんだろうな、と思って。僕もこだわりが結構ある人間なので、そういった面は自分と共通しているなと思いました。

――本田さんは絵は描かれるんですか?

本田:本当に最近なんですけど、iPad miniとペンも買いまして! このドラマを機に絵を描き始めたんですよ。僕のこれからの趣味を絵を描くことにしようと思って。元々温泉がすごく好きで趣味で挙げていたんですけど、新たに絵を描くという趣味がここ最近できました! 夜にベッドで絵を描きながら寝るみたいなことをしています(笑)。

鈴木:僕のスマホのロック画面は響矢くんが描いた絵ですよ。

本田:それは本当に劇中で描いていたものなんですけど。絵を描いているシーンがあったので、「芝居じゃなくて本当に描こう!」と。それをロック画面用のサイズで作って監督含めスタッフのみんなに僕自身で布教しました(笑)。人によっては、「周りが黒がいいな~」と言うので、黒と白のパターンを作りました。だから、絵をこれからも描いていきたいなと思っています。

――律の弟・柊路(しゅうじ)役の森愁斗さんとも共演シーンがありましたが、どんな印象ですか?

本田:可愛いですよね! 衣装を拝見させていただいたときに、「あ、僕の弟だな」という衣装なんです。兄の律の影響を受けた服なんだろうなって。すごくお洒落でカラフルな服を着ていて、これって何気なくお兄ちゃんのセンスに惹かれるものがあってカラフルな服を着ているのかな?みたいな兄心で柊路のことを見ていました。

鈴木:休憩中は楽屋のでっかいベッドで3人一緒に横になって寝てたよね。でも、服の系統は全員違って、森くんがアメカジで、響矢くんが古着、僕はキレイめみたいな、全員絶対被らない。森くんはアクセサリーも結構着けて、めっちゃアメカジなんですよ。だから、「その服はどこのブランドなの?」とか、知らない情報をお互い交換し合えるのですごく面白かったですね。

――ドラマの見どころやキュンポイントを教えてください。

本田:僕は見つめられてキュンとすることももちろんあるんですけど、どちらかというと、後ろ姿にキュンとしました。何か行動している瞬間だったり、ごはん作ってくれてるな、とか。あとは、やっぱりお互いが想い合っている姿を見ていただければそのままキュンキュンしていただけると思います。多々そういうシーンがあるので、多々キュンキュンしてください(笑)。

鈴木:BLが好きな人も初めて見る人も楽しめるドラマだと思っています。キュンポイントはクリームを舐めるところですかね。なかなかないよね?そういうシーン見たことある?

本田:ない(笑)。

鈴木:クリームをペロってするんです。自分がやったんですけど、それをやっている人を見たことがないので、どうなっているんだろう?と思いながら、キュンとしてほしいなと思う注目ポイントです。

――撮影中、お互いの可愛いと思った一面を教えてください!

本田:康介くんはオンとオフがしっかりしていて。朝来たときはめっちゃオフなんですよ。メガネで可愛いですね(笑)。きっとみんなはあまり見られない姿だと思うので、そこは僕は見れるよ~、みんなごめんね!って感じです(笑)。

鈴木:響矢くんはやっぱり美意識が高いから、顔を結構洗うんですよ。洗顔料をつける際にゴムタオル?

本田:ヘアバンドね(笑)。

鈴木:そのヘアバンドをしている姿がキュンとしますね(笑)。家だとこんな感じなのかな、と可愛らしいです。

――楽しいお話ありがとうございました、最終回楽しみにしています!

ドラマ『ジャックフロスト』最終話(第6話)は本日3月30日MBS他にて放送。

MBS他 毎週木曜25:29~放送中
TVer、MBS動画イズム、GYAO!で見逃し配信1週間あり(全6話)
Huluで見放題配信あり。

ヘアメイク(共通):カスヤユウスケ(ADDICT_CASE)
スタイリスト(鈴木様):emi ito(ADDICT_CASE)
スタイリスト(本田様):MASAYA(ADDICT_CASE)

[撮影:曽我美芽]

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作品情報

『ジャックフロスト』
出演:本田響矢 鈴木康介
森愁斗 祷キララ 松本怜生
脚本:安川有果 高橋名月 船曳真珠
監督:安川有果 高橋名月
原案:窓霜
音楽:坂東邑真
オープニング主題歌:Anonymouz「夜行性」(SME Records)
エンディング主題歌:miwa「Love me」(Sony Music Records)
制作プロダクション:ヒューマックスシネマ/協力プロダクション:NeedyGreedy
製作:「ジャックフロスト」製作委員会・MBS
公式サイト:https://www.mbs.jp/jackfrost/
公式 Twitter:@tunku_shower 公式 Instagram:@tunku_shower

●あらすじ●
イラストレーターの奥沢律(おくさわりつ)と営業マンの池上郁哉(いけがみふみや)。古びた喫茶店で知り合いやがて恋に落ち幸せな同棲生活を送っていた。しかし自由気ままに生きる律とそれに振り回される郁哉の関係に次第にすれ違いが生じる。
ある冬の日の喧嘩の後、家を出た律はアクシデントに巻き込まれ意識を失う。目覚めると律は郁哉の記憶だけを失っていた。
二人の関係性をゼロからやり直したいという思いから郁哉は律に付き合っていた事実を伏せて共同生活を再開。ところが律は記憶を取り戻す為、自分の馴染みの場所に連れて行って欲しいと言い出す。気が乗らない郁哉だったが、二人で交際の軌跡を辿る“旅”を始めることになる。初めて出会った喫茶店、いつも散歩していた川辺の道、付き合う前に二人で旅した場所……。甘い記憶とほろ苦い記憶、二人の時間が郁哉の脳裏を過る。
一方律は記憶を失ったまま、次第に郁哉に惹かれて行く自分に気付き――。

●放送情報●
ドラマシャワー「ジャックフロスト」(全 6 話)
2023 年 2 月 16 日(木)初回放送スタート
MBS 2 月 16 日(木)より毎週木曜 25:29~
テレビ神奈川 2 月 16 日(木)より毎週木曜 25:00~
群馬テレビ 2 月 21 日(火)より毎週火曜 24:30~
とちテレ 2 月 22 日(水)より毎週水曜 25:00~
テレ玉 2 月 23 日(木)より毎週木曜 23:00~
チバテレ 2 月 23 日(木)より毎週木曜 23:00~ ほか
●配信●
・TVer、MBS 動画イズム、GYAO!で見逃し配信 1 週間あり(全 6 話)

●「ニコニコチャンネルプラス」情報●
チャンネル名:BL ドラマレーベル「トゥンク」公式チャンネル
BL ドラマレーベル「トゥンク」とのコラボコンテンツを展開する動画配信サービスニコニコの新機能「ニコニコチャンネルプラス」。
レーベル名の「トゥンク」は胸の高鳴り・ドキドキした時の擬音をイメージしており、このレーベルを通して世界中の視聴者へ「トゥンク…」というときめきを届けられるように、という思いが込められている。
URL: https://nicochannel.jp/tunku-bl/
月額料金:550 円(税込)
入会リンク: https://nicochannel.jp/tunku-bl/my/membership-plan

(C)「ジャックフロスト」製作委員会・MBS

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