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『ハイパーハードボイルドグルメリポート』新作に反響「涙出るくらいハード」「めちゃくちゃしんどくて面白い」



生きるため、食べるためにお金を稼ぐ……。そんな当たり前のことを改めて考えさせてくれる番組が、『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(テレビ東京系)。世界各地の難民や貧困層などが日々どんな物を食べているのかを浮き彫りにする番組だ。


小籔千豊をMCとして、2017年10月から深夜に不定期放送。前回2019年7月はゴールデンタイムにも登場した。そんな話題のプログラムの第8弾が1日にオンエアされ、またしても様々な声がSNSに寄せられている。





フィリピン炭焼き汚染村飯、涙出るくらいハードだった。

我々はあんなに苦労してないのに、十分なメシにありつけ、恵まれてる。

最後小藪さん言ってたけど、我々が享受してる幸せって、ホントの幸せなのかどうか、考えさせられました。

名作。


https://twitter.com/kou1_bassist/status/1245713988832264192


今回の舞台はフィリピン・マニラのスラム街。親の稼ぎが少ないために、店から出される残飯を売って日銭を稼ぐ子どもたちに密着。

 

夜7時、残飯が捨てられている場所に幼い子どもたちが“仕入れ”に行く現場にディレクターも同行。仕入れ作業は翌朝6時まで。バイクの荷台がいっぱいになるたびに売りに行き、往復するのだとか。そんなことを繰り返して得られる報酬は、集めた量にもよるが、1人あたり80ペソ(約160円)程度。だが、お腹を空かせてしまい、途中で“つまみ食い”してしまう子どももいた。


ちなみにその町の名前はハッピーランド。タガログ語で「捨てる」を意味する「ハピラン」をモジって命名したという。英語で直訳すると「幸せの町」だが、その意味とは正反対であることが、なんとも切ない。


続けてディレクターが向かったのが、同じくマニラ。廃材などのゴミを燃やしたあとの炭を売り、生計を立てている村だという。ただしゴミに塗料が含まれていたりすると、燃えたときに出る煙は非常に有害。そこで住民は一様に寿命が短いのだとか。


今回、そんな劣悪な環境で働く14歳の少年をドキュメント。1年ほど前は普通に暮らしていたそうだが親の離婚後、父親に引き取られたものの、家計を支えるために学校には行かず、日々廃材を探したり、炭に水をかけて煙が出ないようにするなどの仕事をこなしている。日給100円。


作業しているときは「廃材探しは楽しい」「(燃やすとき)木をどのように組み合わせるのか楽しい」と言っていたが、家に戻ると本音も。「ここの生活はとてもつらい。疲れて逃げたしたくなる時もある。けど生活するのには必要なんだ。でも頑張らなきゃいけないのはこれからだよ。ここでお金を貯めて絶対に学校に戻るんだ」。





今回のハイパーハードボイルドグルメリポートも刺さるなぁ。

あの子の笑顔と学校にもどるって意志に胸が苦しい。


https://twitter.com/mokumokumame/status/1245718274655961089


さて、父親が仕事から戻ってきた。どういうわけかは分からないが、その日はご飯のおかずを持って帰ってくる日だという。おかずは、どこからか買ってきたか酢モツの串焼き。それを数本それぞれご飯の上に載せ、食べるのだ。下に弟が2人。家族4人、無言の食卓が寂しい。エンディング、これらの映像を見終えた小籔は「何が幸せなのか分からず、心がぐちゃぐちゃになる」と言っていたが、これからはこうした、正解がない番組も必要なのではないだろうか。





ハイパーハードボイルドグルメリポートめちゃくちゃしんどくて面白い。一つ見るだけでもう何も言えなくなるからな。本当に言葉を失う……


https://twitter.com/akukariionsui/status/1245543467524083712


(執筆者: genkanaketara)


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