ヘレンの希望の家
犬たちのために決心した女性
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イギリスの保護施設で働いたヘレン(Helen)さんは,ブルガリアでの犬の悲惨な状況を知ることになりました。そこで,自分の私財を投じて犬の保護区域”ヘレンの希望の家(Helen’s House of Hope)”を作ることを決意しました。当初その保護区域には,ホープ(Hope),フェイス(Faith),そしてチャリティー(Charity)の3匹の犬しかいませんでしたが,その後80匹以上にまでその数が増えたのです。そのほとんどが虐待などの犠牲となっていました。ヘレンさんの1日は長く,早朝5時の1回目のエサやりから始まり,午後9時の散歩で終わるそうです。しかも,365日休むことなくこれが繰り返されるようです。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
ブルガリアは野良犬が多く,狂犬病が問題視されているようです。その狂犬病を退治するため,悪魔祓いでもするかのように残酷な方法で犬が虐待されているという悲しい出来事が話題になりました。
犬に携わる仕事をしているだけに,犬に対する虐待の話を聞き,「自分にできることを!!」と立ち上がったヘレンさんの行動力・・・なかなかできることではありません。
そして築いた犬の保護区域。築いてからもヘレンさんは犬たちを思い働き続けているようですね。
こんな絶え間ない努力が続けられるのも大好きな犬たちの笑顔を見るためかもしれませんね。
この犬も,この保護区域で暮らしています。カップルによって発見されたこの犬は,発見当初まだ目も開いていない状態でした。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
こんなに可愛くても捨てられていた子犬・・・自分の母親や自分を取り巻く世界を自分の目で見るより先に,生きることの辛さを知ってしまったようです。
アニーの場合
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アニー(Annie)は,脚が感染しその後適切な手当てを受けていなかったため自分の足を噛みちぎったそうです。しかし,彼女のようにヘレンさんの保護区域で生活をする犬たちの多くはビックリするような早さで体力を回復していくそうです。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
脚の痛みに耐えることができなかったのでしょうか・・・自分の体の一部を自分の力で引き離さなければいけないなんて・・・とても悲しすぎますよね。
切断された後脚が痛々しそうですが,ちゃんと残りの3本脚で立っていますね。
こんなに可愛い犬までも・・・
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この犬は,まだ生まれてから1カ月もしないうちに捨てられていたそうです。ここで保護された犬の中には,素敵な家族に引き取られて入った犬もいますが,いまだ多くの犬が新しい家族のところに行くことを心待ちにしています。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
ペットショップを見たら普通にいそうですよね・・・高いお金を出さなくても,こんな可愛い犬を家族に迎い入れることができ,お互いに幸せを分け合うことができるのに・・・
捨てられて犬たちにはぜひとも自分たちの力で幸せを掴み取って欲しいですよね。
障がいがあるために・・・
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こんなにカッコいいマックス(Max)でさえ,まだ小さい頃にまるでごみを捨てるかのように口を堅く結ばれた袋に入れられて捨てられていたのです。恐らく,マックスの飼い主は,彼の耳が不自由であることに気が付いたのでしょう。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
体の一部が不自由なだけで,その存在や人生をも捨てられそうになったマックス。
マックスを捨てる時,この飼い主には彼の声が聞こえなかったのでしょうか・・・
耳が不自由であってもこうしてしっかりと前を向いて生きていける姿をかつての飼い主に見せてあげたいですよね。
犬たちの聖地
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エリー(Ellie)は,骨盤が損傷し,傷口が開いた状態で発見されました。ご覧下さい!この回復力を。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
エリーが,たくましく前に進む姿が印象的です。
一度は諦めていた人生をやり直せる!そんな犬たちが集まっているだけに,ここには活力があふれているのでしょうか・・・
周りからのエネルギーで自身も元気を取り戻しているようです。
白黒コンビ
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ミミ(Mimi)(左)とマーリー(Marley)(右)は,この保護区域に捨てられていました。どうしてこんな可愛い子たちを捨てていくのでしょう。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
互いに対照的な毛の色をした2匹の犬。
見ているだけで十分癒されますよね。
彼女達を捨てた飼い主は,自分の力で成し遂げることができなかった2匹の幸せをヘレンさんに託したようですね。
犬優先
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そして,ここがヘレンさんの部屋です。犬を第一に考えていることが良くわかります。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
多くの犬たちに自分のベッドを占領されても全く気にしていない様子を見せるヘレンさん。
まるで保護区域の責任者でもあり,犬たちの母親でもあるようですね。
多くの犬を幸せにした女性
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ここに来る犬たちは,辛い経験をしてきたのがほとんどです。体に怪我を負っていたり,心に傷を負っていたり・・・しかしこのヘレンさんや”ヘレンの希望の家”のボランティアスタッフのおかけで彼らは”幸せ”とは何かを知ることができたのです。出典:https://www.boredpanda.com/helens-house-of-hope-a-new-life-for-the-abandoned-and-mistreated-dogs-of-bulgaria/
犬を抱え幸せそうな表情を見せるヘレンさん。
自分を抱っこしてくれている人がこんな表情をしてくれると,犬も嬉しいですよね。
自分といる人が見せる笑顔や優しい表情・・・それが彼らの癒しや元気の源にもなるのでしょうね。
”ヘレンの希望の家”にやってきた犬たちが日に日に元気になっていくのも分かる気がします。
個人が築いた犬の保護区域
Helen's House of Hope