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犬が餌を食べないのはどうして?考えられる理由と適切な対処法を知ろう!


犬は食べることが大好きな動物で、餌がもらえると見るや飛んできておねだりしたり、お皿に入れてあげて「よし!」と言った途端にガッツき、あっという間にペロリとたいらげることが普通です。

ですから、愛犬が餌を食べないと、飼い主としては相当心配になりますよね。病気なのか、ストレスなのか、餌が気に入らないのか、一体どうして食べないのかわからず悶々としてしまうのではないでしょうか?

確かに、犬の健康と餌をきちんと食べるかどうかには大きな関係があります。ですから、犬が餌を食べない原因を考え、しかるべき改善を図って必要な栄養素を食事で取れるようにしてあげる責任が飼い主にはあります。

ですからこれから、犬が餌を食べなくなるよく見られる理由と、それぞれの対処法をご紹介したいと思います。

餌を食べない理由も、病気などの深刻なケース以外にも、生理的なものや期間限定のもの、また飼い主側の問題のこともあります。すぐに改善したり、対処できることも多いですので、安心感を抱くためにもこの記事をお読みいただければと思います。

体調不良

jack russell dog very sick and ill with ice pack or bag on head, suffering, hangover and headache, resting on bed

Javier Brosch/shutterstock.com

今までは普通に食べていたのに、急に食べる量が減ったり、食欲がなさそうに見えるなら、まずは体に異変がないかをチェックしてあげてください。

餌を食べなくなるのにはいくつかの理由がありますが、深刻なものや、緊急の手当が必要なものから疑って調べて言った方が、危険な状態に陥ったり、取り返しのつかない状態にならずにすみますので、まずは健康面で以上がないか入念に調べてあげましょう。

犬の場合は、餌を食べて消化するのに、全体のエネルギーの60%ほどを使うと言われています。ですから、消化系に問題があったり、体のどこかに問題があるなら、治癒のためにエネルギーを振り分けようと食事を取ることをやめます。

野生動物が具合が悪くなると、食べなくなるどころか水も飲まず、ただひたすらじーっと動かずにその場に留まり、体力が回復するのを待つのと同じで、犬も自分の持っているエネルギー全てを治癒に使うために食べなくなります。

ですから餌を食べなくなったなら、体調不良を疑う十分の理由があるのです。食欲不振の他にも、いつもより元気がなくあまり動かない、散歩にも行きたがらないなどの症状があるなら、体調不良により食べなくなっていると考えることが妥当でしょう。

さらに、目に見える異常がない場合でも、安易に考えずに「鼻水は出ていないか」「口臭は強くなっていないか」「おしっこの色がおかしくないか」「便通は通常か」「目が充血していないか」などよく調べてあげてください。

そして素人の自己判断だけで対処するのではなく、必ず動物病院に連れて言って、プロフェッショナルな目でも確認してもらいましょう。

獣医に現時点で飼い主として気づいていることや、気になっていることを細かく伝えるなら、正しい診断を下す助けになるので、できるだけ具体的に症状を伝えられるように、家での様子をメモに取るなどしておきましょう。


特に幼犬や老犬は、免疫力が低く、感染症などをもらいやすいので、ウィルスに感染していないかなどもきちんと見てもらってください。

”動物病院に連れて行くとお金がかかる”と二の足を踏まれる方もいらっしゃいますが、愛犬の健康を管理する責任は飼い主にあります。そのことをしっかりと明記して最善を尽くしてあげてください。

本来なら犬は食べることが大好きな動物で、食欲も強いです。ですから愛犬が突然食べなくなったなら、まず体調不良を疑って、体の隅々まで入念にチェックして、コンディションを整えてあげましょう。

わがまま

「特定のドッグフードを食べない」「おやつは食べるが、ドッグフードを食べない」「人間の食べ物だけ食べる」など、犬が自分の好き嫌いで餌を選り好みしているケースは、犬のわがままが食べない理由です。

この場合は、体調不良だったり、口の中や喉にトラブルがあるわけではないため、まずは安心することができますが、栄養バランスが整っているドッグフードを食べないで、自分の好きなものだけを食べようとするので、飼い主も大変です。

人間の子供でも、好き嫌いの激しい子がいて、野菜を受け付けなかったり、どんなに体に良いと言っても、嫌いなものは頑として食べようとしないで親を困らせている子がいますよね?

ここで一度冷静になって考えたいのは、”愛犬をわがままにしたのは誰か”ということです。
飼われている犬は、100%飼い主に依存した食生活を送っています。ですから、飼い主が食べさせたもの以外の味は本来ならば知らないはずなのです。

では、愛犬が大好きなおやつを食べさせたには誰でしょうか?人間のご飯をあげているのは誰ですか?飼い主、もしくはその家族ですよね?いずれにしても、犬がわがままで自分の餌を食べなくなるのは人間に責任があるのです。

ではこれから、責任は飼い主にあることを踏まえながら、わがままゆえに餌を食べなくなる3つのケースを具体的に考えて、それぞれの対処法も見ていきましょう。

人間のご飯を欲しがる

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Syda Productions/shutterstock.com

30年ほど前の日本では、家族が食べ終わった後に、食卓の残り物とご飯にお味噌汁をかけて犬にあげるということが毎日普通に行われていました。今では信じられないような餌の内容ですよね?

ですから今でも、ドッグフードが犬の健康に良いというのは知っているが、人間のご飯を少しあげることは別に悪いことではないと思っておられる方もいらっしゃいます。

また、味気のないドッグフードより、魅力的な人間のご飯を欲しがる愛犬を見て、そのいじらしさや可愛らしさからついついあげてしまう人もいます。

くるくるとした大きな瞳で見つめられながら、物欲しげに”くーん”と泣かれたり、愛嬌たっぷりにじゃれつきながらお願いされると、イチコロの飼い主さん多いですよね?

しかし、人間のご飯を犬にあげることは、犬の健康を脅かす大変危険な行為で、飼い主としての責任をきちんと果たしていないと言わざるを得ません。

なぜなら、人間の食べ物の中には、玉ねぎや香辛料、甲殻類や魚介類など、犬にとっては有害なものが多く含まれているからです。例えば、ハンバーグを一口あげても、ひき肉だけではなく、玉ねぎや胡椒も必然的に犬が食べてしまうことになりますよね?

さらに、犬にとって有害な食材を省いたつもりでも、塩分やカロリー量も多く、犬の肥満や糖尿病などの病気にさせてしまう可能性がかなり高くなります。

そもそも犬と人間では必要な栄養素が違うので、人間に良いとされている食生活を犬にさせても意味がないのです。

今では平均寿命が13年~16年ほどの犬種でも、昔人間のご飯を餌としていた頃には、10年に満たずして亡くなっていたことが多かったことからも、人間のご飯を餌として犬にあげることが、犬の健康によくないことが証明されています。

ですから、食卓のお裾分けを愛犬にするのは絶対にやめましょう。しかし辛いことに、体に良くないものが美味しく感じるのは犬も同じで、風味豊かで、カロリーの高い人間のご飯を食べるようになると、味気のないドッグフードに見向きもしなくなります。

そこで、人間のご飯を食べたがるゆえに餌を食べなくなった場合の対処法は、飼い主が心を鬼にして、絶対に人間のご飯をあげないことです。

健康な犬の場合は、2日~3日間ほど何も食べなくても平気です。ですからこれは愛犬と飼い主の根気比べになります。

飼い主としては「特別だよ」「これで最後だよ」と言い聞かせながら、食卓のご飯をあげているつもりでも、犬側から見たら「おねだりすれば食べられる」「ドッグフードを食べなくても、粘れば美味しいご飯がもらえる」という認識でしかありません。

ですから、どんなにねだってきても、ドッグフードを全く食べなくても、ひとかけらも人間のご飯をあげないことが大切です。飼い主さんたちは、絶対に根負けしないでください。

欲しがるのにかわいそうなんて思ってはいけません。人間のご飯の味を覚えさせてしまったことがかわいそうなのです。しかも、体に悪いものを食べさせ続けるのはもっとかわいそうです。

飼い主側が、人間のご飯を食べさせることは、愛犬を病気にして早死にさせてしまうことにつながることを肝に銘じて、犬にとって最善の食事を美味しく思わせてあげるように努力しましょう。

そのためには、人間の食事を絶対にあげないことにプラスして、ドッグフードを食べた時には、思いっきり褒めてあげることを忘れないようにしましょう。

犬は飼い主に褒められることが大好きです。ドッグフードを食べるたびにたくさん褒めてあげることによって、ドッグフードを食べることと嬉しい気持ちがが繋がってきて、犬にとって餌の時間を楽しいものにすることができます。

さらに、ドッグフードの中でも好きなものを見つけてあげたり、犬専用のふりかけや、様々なトッピングでドッグフードを彩豊かにするなど、できるだけ愛犬の好みにそうように工夫することもできるでしょう。

おやつ

Cute Labrador dog and cookies against wooden table on unfocused background

Africa Studio/shutterstock.com

おやつをたくさん食べれば、おやつだけでお腹が満たされて、ご飯を食べる気が無くなるのは、人間も犬も一緒です。しかもおやつの方が美味しく感じてしまうので、おやつでお腹を満たすことを覚えると、おやつばかりを食べるようになってしまいます。

しかし、おやつはカロリーや糖分が高いので、食べすぎれば、確実に肥満や生活習慣病を引き起こします。

ですから、飼い主はなんとかドッグフードを食べさせようとしても、人間のご飯をもらっていた子と同じように、少し我慢すれば美味しいおやつが出てくることを覚えてしまった子は、餌を食べずに粘り始めます。

そして、ひたすらおやつをおねだりを続けることでしょう。犬のおねだりの力は破壊的で、じっと見つめられると、ついつい・・・となってしまったり、必死になっている姿に思わず吹き出し、少しだけ・・・となったりしがちです。

おねだりを続ける愛犬の表情や姿は、可愛さの極みだと思いますが、ここは飼い主としての責任感で、断固拒否しましょう。

そもそもお腹が満たされるほどにおやつをあげていることが問題なのです。それぞれのおやつには一日の量が決められています。ですから、このタイプのわがままを直すためには、飼い主がおやつの適正量をきちんと把握して、それ以上は絶対にあげないことです。

もしくは、おやつの位置付けをインプットさせるためにも、完全禁止にすることもできるでしょう。おやつの中には、犬をやみつきにさせる物質や独特の匂いを含むものがあるので、おやつの質もきちんと考慮することを忘れないようにしましょう。

犬用とはいえ、おやつから必要な栄養素が取れるわけでもなく、それどころか、適量を超えたおやつは愛犬の健康を危険に晒してしまうのです。

おやつは食事の代わりにはなり得ないのです。ですから、おねだりされても、粘られても決して適量以上のおやつはあげないと心に誓ってください。


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