鼻づまりを解消したいとき、どんな成分を含んだ風邪薬を選べばよいのでしょう? 鼻づまり解消に効くのは「マレイン酸クロルフェニラミン」と「塩酸ジフェンヒドラミン」という成分。漢方薬であれば「麻黄湯(まおうとう)」にも鼻づまり解消の効用が期待できます。



鼻づまり解消に効く風邪薬の成分


風邪薬するに含まれるおもな成分とその効果を見ていきましょう。処方せんなしで買える市販の風邪薬には、これらの成分が混合されているもの。鼻づまり解消に効果のある風邪薬をしっかり選びましょう。


鼻づまり解消に効く風邪薬の成分は「マレイン酸クロルフェニラミン」と「塩酸ジフェンヒドラミン」です。いわゆる抗ヒスタミン薬。鼻水・鼻づまりを抑える効果があります。


「アスピリン」や「イブプロフェン」は、非ステロイド性抗炎症薬と呼ばれるもの。発熱や頭痛を抑える効果があります。「塩酸メチルエフェドリン」は交感神経興奮薬です。気管支を広げて、呼吸を楽にする効果があります。「リン酸ジヒドロコデイン」は鎮咳薬と呼ばれ、効果は咳止めです。


鼻づまり解消に効果のある漢方の生薬


「葛根湯」や「小柴胡湯」といった生薬を配合している風邪薬もあります。漢方の生薬で鼻づまり解消に効果があるのは、どういった成分になるでしょう?


鼻づまりは突き詰めていくと、鼻の粘膜の炎症に原因があります。また、風邪で鼻づまりの症状が出ているということは、初期症状というよりは風邪の慢性期といえるでしょう。


このため、鼻づまり解消には「辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)」「葛根湯加川きゅう辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)」がおすすめ。また「麻黄湯(まおうとう)」にも鼻づまり解消の効用があります。


■「鼻づまり解消」おすすめ記事

鼻づまりを10秒で治す方法「脇の下にコブシ」

鼻づまり解消にぜひ試してほしい方法まとめ

鼻づまりツボは「風池」と「迎香」が効果アリ


■「鼻づまり」おすすめ記事

鼻づまりの原因はじつは鼻水ではなかった件

鼻づまりの原因は鼻水ではなく粘膜の膨張だった

鼻づまりが片方だけ…は重大な病気かもしれない

隠れ鼻づまりで寝ている間だけ口呼吸になる理由

片方だけの鼻づまりは虫歯が原因かもしれない


■「薬」おすすめ記事

食間に服用とは薬を食事の2時間後に飲むこと

薬を食後に飲むなら食べ終えた30分後が正解


【関連リンク】

胃下垂の治し方!!インナーマッスルを鍛えるべし

低気圧の頭痛を治すなら酔い止め薬を飲むべし

鼻づまりを10秒で治す方法「脇の下にコブシ」

ゾンビ体操1日3回で30分間のウォーキング効果

ふくらはぎの筋肉は短距離と長距離で大きく違う



情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 鼻づまり解消には何の成分を含む風邪薬が効く?