4倍以上の仕事をこなし、2倍以上の自由時間を確保する方法|鈴木ふみ奈の『道は開ける』vol.1

ビジネスライフ読者のみなさま、はじめまして! タレント・グラビアアイドルの鈴木ふみ奈です。


今回、“鈴木ふみ奈の『道は開ける』”と題して、本を紹介する連載を始めさせていただくことになりました! 「グラドルがなんで本?」と思われたかもしれませんが、実は私、昔から本が好きで、特にビジネス書や実用書をよく読むんです。この連載では、そういったビジネスや健康・生活の質の向上に役立つ本を紹介していきたいと思います。



ピンときた方もいると思いますが……連載タイトルは、世界的名著「道は開ける」(デール・カーネギー著)へのリスペクトを込めています。カーネギーさんを意識して、メガネもかけてます。笑


「道は開ける」はこんな本です。



人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、

心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ実践的に解き明かす。

苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、

新しい人生を切り開くための座右の書。

(『道は開ける』Amazon書籍紹介より)



この連載を通していろいろな本と出会い、私自身、その知恵を仕事や生活に活かしていくことで、読者のみなさんといっしょに”新しい人生”を切り開いていけたらなぁ〜などと意気込んでおります!


 


「人生よくなるに決まってんじゃん!」と思った一冊


さてさて、今回ご紹介するのは、「脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術」(著:樺沢紫苑)。記念すべき第1回ということで、私が今まで読んできた中から、特にお気に入りの1冊をチョイスしました!


書影をクリックするとAmazonのページにジャンプします

精神科医の樺沢紫苑先生が書いた、「1日の中で、普通の人の4倍以上の仕事をこなして、2倍以上の自由時間を確保する」ための時間術の本です。友達に勧められて手に取ったんですけど、ぱらぱらっと目次を見たときに、「うわ、こんなの、人生よくなるに決まってんじゃん!」って思ったんですよ。


たとえば『脳の機能を最大に生かす集中力の高め方』とか、『朝の時間を最大に生かす脳のゴールデンタイム術』とか、『自由時間を最大に生かす自己投資&リフレッシュ術』とか……。「私、朝苦手だしなー。集中力ないしなー。朝の時間を有効活用して、もっと集中してお仕事して、いろんなことに時間を使えたらいいなー」って、もう目次だけでワクワクしました。


 


朝の2時間でパフォーマンスが2倍に!


実際にこの本を読んでみて、おおげさじゃなく人生がよりよいものになったなと思ってます。


まず、1日のスケジュールが変わりました。今まで、朝起きて最初にすることって、出かける準備をすることだったんですね。シャワー浴びて、着替えて、お化粧して、髪整えて、持ちものや今日の仕事内容を確認して、「よし、残った時間でなんかしよう」と。


でもこの本には、「朝起きてからの2〜3時間は脳が整理されていて、『脳のゴールデンタイム』と呼ばれるほどパフォーマンスが高まる時間帯。ここで集中力が必要な作業をすれば、仕事の効率が2倍以上になる」とあって。そしたら、朝の2時間で2倍の時間を過ごしていることになるじゃないですか。「今まで何してたんだろう!」ってショックでした。



それから、朝起きてすぐの2時間をすごく意識するようになりましたね。たとえば仕事の台本を読むだとか、それこそこういうビジネス書を読むだとか、今だったら「ミス・ワールド2018」の課題をやるようにして。そのあとに身支度をする。そういうふうに「順番を変える」だけで、これだけパフォーマンスが変わってくるんだっていうのを、実行してみてすごく実感できたんです。集中力が全然違うんですよね。


「やらなきゃいけないけどなんか集中できない」みたいなときってあるじゃないですか。それって、「自分の脳や体のしくみを知って、やり方を変えてみるだけで解消できるんだ!」って、感動しましたね。


 


“ふみにゃん流”自己投資は「人と会うこと」


他にも「あらかじめ終わりに予定を入れる『ケツカッチン仕事術』」とか、「運動で脳をリセットする『運動リセット術』」とか、すぐ実践できるような時間術がたくさん書いてあるんですけど……すごく響いたのが、「時間術によって生まれた自由時間は、仕事じゃなくて『自己投資』に使うべき」ってところ。


日本人って真面目に働いてて優秀なイメージですけど、2016年の統計によると、日本の労働生産性は、主要先進7カ国の中で22年連続最下位らしくて。「えー、日本人めっちゃ働くのに、最下位なの!?」って、なんかちょっとつらくなりました……。


それで、定時に帰って自由を謳歌する人が多いアメリカのほうが、1.6倍も労働生産性が高いらしいんですよ。たしかに海外の人って夕方ぐらいに帰って家族の時間大切にする、みたいなイメージありますよね。「日本人みんなこの本読んで! 早く仕事を片付けて、空いた時間を大切にして!」って思いました。笑



私にとっての自己投資は、人と会うこと……なのかな?とか思ってます。


自分で本を読んだり勉強したりすることは大切だなと思うんですよ。でも、それだけだと腑に落ちないこともあるじゃないですか。「なんかいいこと言ってるけど、自分ではあんまり理解できないかな」、みたいなこと。でも、人と会う回数が増えると、「あっ、あの本の意味、今理解できた」って思う瞬間があるんですよ。だから、本を読むことは大切だし、そのぶん人と会うことも大切だなって。家でぼーっとテレビを見ているより、本を読んで、人と会って、いろんな情報を仕入れたほうが、人生ってうるおっていくものなんだなって。


 


グラビアの魅力を伝える「発信力」を身につけたい!


「神・時間術」には、「自己投資によって、自分にとって今最も必要なメインスキルを磨くことで、さらに時間を効率化できる」とあります。


私が今最も身につけたいのは、ずばり「発信力」ですね。私、グラビアの魅力をもっと幅広く伝えたいという目標があるんです。



たとえばグラビアの世界のボディーメイクって、ただ体重を落として細くすればいいってものではなくて、人それぞれの体つきに合った形で考えていくんです。私の友だちで人気グラドルの倉持由香ちゃんなんかは、もともとコンプレックスだった大きなお尻を武器にして、「100cmヒップの尻職人」として知られています。


そうやって自分だけの体の特徴を活かしながら、女性らしいラインとメリハリのある体を目指すのがグラビア流ボディーメイク。日本でもモデルさんには憧れる女の子は多いですけど、グラドルみたいなグラマラスな女性に憧れる人がいてもいいと思うんですね。


 


限られた人生を2倍楽しむための「神・時間術」


そんな思いもあって、現在、「ミス・ワールド2018」日本代表選考に挑戦中です! ミス・ワールドは、1951年から続く、世界3大ミスコンの中で最も歴史が長くて規模も大きいコンテスト。「目的のある美」をスローガンにしていて、外見のほかに知性や個性も選考の基準になるんです。



今、7210名の中からファイナリスト30名に選んでいただいて、日本大会に向けていろんな課題に挑戦してるんですけど……みんなスゴイんですよ。芸能枠から参加してるのが私くらいで、一般の会社員さんだったり、高校生や大学生の子もいるんですけど、毎日みんなを尊敬するんですよ。いつどんなときでも、最大限に自分をアピールできる。自己ブランディングとか発信力とかすごく鍛えられてて。


そうなると、私も負けられない、もっともっと努力しなきゃって思いますね。課題でもいろいろなことをやらせてもらっていて。アナウンス訓練やプレゼンテーション、英語のディスカッションをやったり………毎日毎日、新しい挑戦がたくさんあって、グラビアとはまた違った刺激でいっぱいなんです。


そんな今の状況に、まさにこの「神・時間術」がものすごく役立ってくれています。限られた人生を思いっきり楽しむために、時間のやりくりは本当に大切だなと思います。



〈今回の格言〉「時間を制するものは人生を制する!」




▼今回の書籍








『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』

(大和書房)





▼ミス・ワールド・ジャパン2018ファイナリスト一般投票はこちら

http://missworld.jp/?p=4525

投票〆切:2018年8月22日(水)21:00(お一人様WEB投票、FB投票の各一票)


▼ミス・ワールド2018日本大会詳細・入場チケットはこちら

http://missworld.jp/?p=4519



鈴木ふみ奈 Suzuki Fumina

1990年生まれ。埼玉県出身。オフィスポケット所属。愛称は「ふみにゃん」。

日本大学芸術学部音楽学科サックス専攻卒業。2009年より雑誌のグラビアを中心にタレント活動を開始。ミスFLASH 2011グランプリ。第3回「AKIBA TOKYO COLLECTION」グランプリ。ミス・ワールド・ジャパン2018ファイナリスト。趣味・特技はサバイバルゲーム、麻雀、読書、サックス、ピアノ、殺陣、ハイキック、ハンドスプリング。

 



情報提供元: BUSINESS LIFE
記事名:「 4倍以上の仕事をこなし、2倍以上の自由時間を確保する方法|鈴木ふみ奈の『道は開ける』vol.1
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