こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。通勤、お出掛けで電車やバスに乗る時、座れなくてがっかりしていませんか?立っている時こそボディメイクのチャンスです。今回は、通勤などで立っているだけで、ピラティスをやったのと同じ効果を得られる方法をご紹介致します。


ボディメイクに最適なピラティスとは

近年、スポーツ選手や女優などがパフォーマンスアップやボディメイクに取り入れることで知られているピラティス。約100年前にドイツ人のピラーティーズ氏が開発した、体幹を機能的にするエクササイズです。リハビリにも使われ、整形外科医や柔道整復師でもインストラクターの資格を取る方が増えています。

ウエスト周りの筋肉を引き締め、バレエのように手足を長く引き離すように使うことから、ボディメイク効果も高く、姿勢が良くなる効果が期待できます。


ピラティスの意識と通勤エクササイズ

一方、通勤で動く電車やバスの中で立っている時、つり革につかまらずどこにも寄りかからずに立っていると、揺れないようにお腹に力を入れたり、足で床を踏みしめたりすることでしょう。実は、それと同じ筋肉をピラティスでは使ってエクササイズしているのです。



ピラティスでは、手足を動かしても胴体がぶれないように、お腹周りの筋肉を引き締めます。胴体が不安定でぶれやすい体勢を取りながらも、腹筋を使って体幹を安定させるのです。電車の中で揺れやすい体を止めておくのも同じで、体幹の筋肉を使って揺れを相殺しようとしています。



実際、通勤電車でつり革につかまらずに、お腹を引き締める意識を持ちながらバランスを取っているという方は、ピラティスレッスンでの上達が目覚ましいので、積極的に実践をおすすめしているほどです。


効率よくボディメイクをしよう

あらためてピラティスレッスンに通う時間が取れないという方こそ、通勤時間に壁に寄りかかって立つのはもったいないです。通勤時間をうまく活用すれば、レッスンに通うのに近い効果が現れるのですから。

スマホを見ながら腹筋をゆるめて、お腹がぽっこり前に出ている人もよく見かけます。お腹を引き締めつつ、膝や股関節に少し「ゆとり」を持たせておくことで、メリハリウエストを作りつつ、下半身のリンパの流れを良くすることができます。


おわりに

いかがでしたか?習慣にしてしまえば楽しくもある、通勤立ちエクササイズ。体幹美人を目指してみませんか?


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記事名:「 通勤時間にメリハリボディを作る!忙しい働き女子の通勤エクササイズ♡