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こんにちは。薬膳ライフバランスプランナーの倉口ゆうみです。毎日忙しく働いているとごはんを作るのが面倒くさい!ってなるときありますよね?でも、コンビニご飯に頼る自分も気がひけるし・・・とお悩みのあなた!でも、コンビニご飯も自分のお悩みにあわせて選ぶと、自分の体が喜ぶご飯になるんです。作る気力が出ないときは、ランチや夕飯の時に、今回ご紹介する薬膳の知恵活かしてみてくださいね!
「元気が出ない」「やる気が出ない」。そんな時は言葉にもあるように〝気″が足りていない状態。車でいうとガソリンがなく車が動かないガス欠状態。そんな状態なのでどんなに気持ちの面でやる気を出さなきゃ!と頑張ったところで元気は出てきません。そんな時はお食事の力を借りましょう!
気が足りないときは補気(ほき)する食材を食べて、エネルギーチャージをしましょう。補気する食材はお米やお芋類(じゃがいも・さつまいも・里芋)、豚肉や鶏肉などのお肉類に含まれています。
豚汁は豚肉やじゃがいもが入っていますし、鶏ひき肉団子スープの鶏ひき肉は疲れて食欲がないときも消化が良いので食べやすく、気も補ってくれます。ポトフもじゃがいもがゴロゴロ入っていて気を補ってくれます!疲れた時はこの3つがおすすめです♪
むくんでいるときは体の中に余分な水分が溜まっていて中医学の世界ですの「水毒(すいどく)」という状態です。余分な水はたまるとそこで毒になると考えますので、余分な水は体外に出してあげてすっきりした体を目指したいところ。
体の中にたまった水は出すのには小豆やきゅうり、茄子、春雨などの食材がおすすめ。ですので春雨スープはむくみタイプさんにとてもおすすめ!でも、緑等春雨でないと利尿作用がないので、買うときは表示をよく見て買ってくださいね♪
外は暑くても冷房が効いている室内だと意外と体は冷えているもの。自分の体に触れてみるとお腹が冷たかったり、手足は冷たかったりしませんか?そんな時は体を温めてくれる食材を使ったスープを選びましょう。
薬膳の世界では食材は寒涼性・平性・温熱性と分かれますが、キムチに含まれる唐辛子やにんにくは熱性の食材で体を温めるパワーにとても優れています。
生姜スープの生姜は温性の食材で体を即座に温める力に優れている食材です。生姜は特に胃腸系を温める食材ですので冷たいものを飲み過ぎたな・・・そんな時は生姜入りのスープがおすすめ!
ピリ辛のスープには香辛料が含まれています。香辛料は体を温める力もありますし、巡らせる力にも優れています。巡りが良くないと手足などの先が冷たいと感じることが多いので、香辛料などが入っているピリ辛スープを飲んで手足の先まで温めましょう!
今回はお悩み別に3種類のスープをご紹介しました。スープのいいところは加熱されているので胃腸系システムを優しく労わってあげられるところ。忙しくて作れないときもあると思います。そんな時はコンビニに頼ってもいいんです!
選ぶときに「今日の自分の調子はどうかな?」と問いかけてみて今回ご紹介したものを参考に選んでいただければ嬉しいです。
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