starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

マツダMAZDA3 e-SKYACTIV-X搭載モデル 長期レポート | 購入編②どうせなら新世代店舗で買いたい!


MAZDA3 SKYACTIV-X搭載モデルの購入の意志を固めた。長期レポート第2回は、ディーラーへ行って注文してみる、である。どうせ買うなら新世代店舗で買いたい! 向かった先は関東マツダ・高田馬場店(東京都新宿区)である。


TEXT &PHOTO◎世良耕太(SERA Kota)

さて、MAZDA3の注文である。どうせなら新世代店舗で買いたいと思い、目星を付けていた関東マツダ・高田馬場店(東京都新宿区)でお世話になることにした。後になって知るのだが、納車時は通り(明治通り)に面した木製デッキで自分のクルマと初めて対面することになる。

店内は高級ホテルのロビーのような雰囲気。じつは2017年の東京モーターショー前にマツダがVISION COUPEを発表したのが、まさにこのお店だったのだ。

店舗内はホテルのロビーのような落ち着いた雰囲気だ。静寂がすぎて展示車両をじっくり観察したり、ドアを開けたりするのがはばかれるようなムードではない(筆者が無頓着なだけかもしれないが)。奥には個室ブースもある。マツダ車を眺めながらテレワークなんて、いいかもしれない。そう不遜なことを考えたくなるくらい、居心地がいい。




営業担当は飯田雅人さんで、学生時代の2007年に富士スピードウェイで開催されたF1グランプリを現地観戦した強者である(なぜ強者かは、わかる人にはわかる)。そういう人だし、ロータリーエンジン大好き人間でもあるから筆者とは話が合って(職業的な義務感から、合わせてくれているのかもしれないが)、ついつい滞在時間が長くなる。いい担当者に巡り会えてうれしい。

ファストバックで、e-SKYACTIV-Xで(2020年11月の商品改良時にSKYACTIV-X からe-SKYACTIV-X に名称変更。リヤゲートのバッジも変更になった)、PROACTIVE Touring Selectionで、AWDで、6MTで、ボディカラーはポリメタルグレーメタリックでと、ここまで決まっているのだから、注文にまつわる手続きはさっさと終了するだろうと思っていたが、そうはいかなかった。オプションを選ばなければならない。一部商品改良による設定の変更で、最大の悩みが強制的に解消されることになったが……。

MAZDA3のカタログ

マツダは2021年4月26日、MAZDA3とMAZDA CX-30を一部商品改良した。e-SKYACTIV-X搭載車の排ガス性能と燃費の改善が主な内容で、この商品改良により一部機種が2030年度燃費基準における減税対象となった。筆者が選択した「X PROACTIVE Touring Selection、AWD、MT」はエコカー減税‘(重量税)対象外である。商品改良によってWLTCモード燃費は16.8km/ℓから17.1km/ℓに向上したのは朗報だ。

同時に、X PROACTIVE系に設定されていた205/60R16 91Vタイヤ&16×6 1/2Jインチアルミホイール(シルバーメタリック塗装)のセットオプション(360°セーフティパッケージとセット)は廃止された。標準装着される215/45R18 89Wタイヤ&18×7Jインチアルミホイール(ブラックメタリック塗装)以外、選択肢はなくなる。




じつはこれ、一番の悩みどころだった。16インチタイヤの乗り味がいいんじゃないかと勘ぐっていたところ、「いい」という有力な情報を得たこともあり、試してみたかったのだ。しかし、見た目は間違いなく18インチのほうがいい。「どうするかなぁ」とさんざん悩んだ挙げ句に「廃止」である。悩む手間(それを「楽しみ」とも言う)が省けてよかったと考えることにしよう。

MAZDA3 X PROACTIVE Touring Selection、4WD(機種名は「4WD」だが、リヤゲートのバッジは「AWD」)、6MTのメーカー希望小売価格は355万5648円だ。メーカーオプションは360°セーフティパッケージ(8万6800円)のみ選択した。MT車の場合、360°ビュー・モニターとドライバー・モニタリング、フロントパーキングセンサー(センター/コーナー)のセットとなる。360°ビュー・モニターは、細街路を走行する際や駐車の際に欠かせないと感じており、迷わず選択した(実際、納車後役立っている)。

ディーラーオプションはフロアマット(3万3880円)、ナビゲーション用SDカード(5万3899円)、ETC車載機(3万0030円+セットアップ料)、ボディコーティングMG-PREMIUM(8万8880円)を注文した。以前のクルマにはETC2.0の車載機を積んでいたが、機器の価格差を上回るほどの恩恵を感じた意識はなく、今回は素のETCを選択した。ボディコーティングは「経年による撥水性能の劣化が少なく」「お手入れのしやすさを維持」の謳い文句に期待しての選択である。これまでの経験からほとんど手入れをしない自信はあり、だったら最初にきちんとコーティング被膜を作ってもらおうという無精な発想だ。

こちらが、筆者のVWゴルフ。1.2ℓモデル。5年間で3万4579km走り、満タン法による生涯燃費は16.5km/ℓだった。

ドライブレコーダーは付けておきたい用品だった。持ち込みによる取り付けも可とことだったので、発売になったばかりの2カメラモデル、パイオニアVREC-DH300Dを当方で購入し、納車時に販売店で取り付けてもらった。6ヵ月ごとの定期点検とエンジンオイル、オイルフィルター交換などのメンテナンスをパッケージしたパックdeメンテ(6万1160円)も付けた。値引きは昨今巷で噂になっているとおりである。当方から要求はしていない。残価設定型クレジット「マツダスカイプラン」で購入した。分割払手数料を除く支払総額は400万円をちょっと超えた。同じく残価設定型クレジットで購入したVWゴルフ40th Edition(1.2ℓ直4ターボ+7速DCTのトレンドラインをベースにした限定モデル)を下取りに出した。

広島の工場で生産された我がMAZDA3はマツダロジスティクスの自動車専用船に乗って千葉の港に運ばれ、ここで納車前検査や用品の取り付け(ボディコーティングも)が施されて高田馬場店にやって来る段取りだ。が、ちょっとばかり時間がかかってゴルフの車検満了日がやって来てしまい、「入れ替え」にはならず、下取り車だけ先に引き取ってもらうことになった。5年間で3万4579km走り、満タン法による生涯燃費は16.5km/ℓだった。燃費だけでなく、しなやかで落ち着いた乗り味も良かった。




さて、いよいよ納車である(つづく)。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.