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東京新大学野球リーグを動かす強烈エネルギー 全力投球の杏林大・鈴木青空マネジャーが願うこと


東京新大学野球連盟の学生委員長を務める杏林大・鈴木青空マネジャー(撮影・金子真仁)

<東京新大学野球リーグ:杏林大8-3流通経大>◇5日◇飯能市民球場

杏林大の鈴木青空(せいら)マネジャー(4年=桜町)は、世が大型連休のこの日も忙しく過ごした。

自校が出場した第1試合でベンチ入りし、スコアを付けながら得点時には右腕をイェイイェイと突き上げると、試合後はすぐに本部席へ。公式記録のつけ合わせや、渉外業務などをこなしながら、自校の片付けの手伝いや弁当配りも行う。第2試合が始まってしばらくしても、まだまだ休憩はできない。

学生主体で運営する東京新大学リーグで、学生委員長を任されている。いわば現場での総責任者の立場。「プレッシャー…ですね。自分たちでやらせてくださるのはうれしい部分でもあるんですけど、失敗した時がちょっと怖いなっていうのもありますね」。とはいえその懸命な働きぶりで、リーグが動いている。

高校時代はチアダンスのクラブチームの活動に熱を注ぎつつ「大学生になったら野球部のマネジャーをやりたい」と描いていた。看護教諭や看護師になりたいという夢もあった。両立できる杏林大を選び、看護学館で学んでいる。

現在、就職活動中。看護関係とともに「野球に携われたらなー、という思いも出てきて」というほど、充実した日々を送っている。将来の夢も大切だし、学生委員長としての夢も大切だ。「少しでも多くの人に東京新を知ってもらうことかなと思います」。

大型連休のこの日は、駅からそれなりに距離がある埼玉・飯能市民球場に約100人の観客。もっともっと知ってほしい-。自由度の高い応援合戦もあるし「まさかが起きますね。いい意味で期待を裏切るプレーを見られます」。

1部では現在、杏林大、流通経大の他に創価大、駿河台大、東京国際大、共栄大が所属し、4部リーグ制で全24校が所属する。1部の次週は球場も変わり、茨城・龍ケ崎市が舞台に。

「試合が終わったら荷物を全部、事務局の車に詰め込んで撤収です!」

もちろん授業や自校の練習もある。青空の下、実にエネルギッシュな青春だ。【金子真仁】

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