<ブンデスリーガ:Eフランクフルト2-2ライプチヒ>◇最終節◇18日◇フランクフルト
アイントラハト・フランクフルトが本拠地で最終節を迎えた。
今季限りで現役引退する元日本代表MF長谷部誠(40)はベンチスタートだったが、後半の追加タイムに出場。スタジアムから大歓声が起こる中、プレーした。ピッチにいたのは、わずか数分だったが、試合終了の笛が鳴ると、笑顔を見せ、チームメートと抱き合った。場内からの長谷部コールはしばらく鳴り止まなかった。試合は2-2で引き分けて、Eフランクフルトは6位となり、欧州リーグ(EL)出場権を獲得した。
長谷部は先月17日に今季限りの引退を表明。23-24年シーズンは全うし、チームとして6位の確保を目指していた。10年南アフリカ大会からワールドカップ(W杯)3大会連続でキャプテンを務めたボランチは、クラブに残って指導者の道を歩む予定だ。