MLBとナイキ社は3日（日本時間4日）、酷評されている今季の新ユニホームを来季から改善すると発表した。
ナイキ社によってデザインされファナティック社によって製造された今季の新ユニホームは新素材を使用。しかし「背中の名前の文字が小さすぎる」「ズボンが透ける」「スライディングなどをするとズボンが破れる」「汗染みが目立つ」「ビジター用グレーユニホームの上下の色が合っていない」など、選手だけでなくファンからも低評価を受けていた。
声明によると、来季から使用する新ユニホームでは、背中の名前の文字が大きくなり、ズボンは選手1人1人のサイズに合わせてカスタマイズできるようになるという。また、ビジター用ユニホームの上下の色が合っていない問題は、早ければ今季後半から修正される見込み。
MLBのマンフレッド・コミッショナーは「選手と球団からのフィードバックは我々にとって非常に重要。ナイキとともに選手の意見を聞き、問題点を対処していく」と声明でコメントし「見栄えが良く、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるユニホームを目指し、今後もナイキと調整を続けていく」とした。
同日に行われたドジャース－ブレーブス（ドジャースタジアム）では、3回に二盗を決めたドジャース大谷翔平投手（29）が、二塁に滑り込んだ際にユニホームの左尻部分が破けるアクシデントがあった。
