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【コンビニ中食PB商品の2023年度上期分析】「減量+値上げ」によりインパクト増大。


2021年・2022年の「増量+値上げ」に対して2023年上期は「減量+値上げ」により値上げインパクトが更に増大

2023年10月20日
ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社

報道関係各位  【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O2-h0479573
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O3-QIv1FJSu
【コンビニ中食PB商品の2023年度上期分析】  2021年・2022年の「増量+値上げ」に対して 2023年は「減量+値上げ」によりインパクト増大。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O4-0NXCLTQ3
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs(シーズ)」を運営するジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:川岸 敬明、監物 淳)は、自社運営のデータベースを活用し都内のコンビニエンスストアで発売された中食商品の店頭売価等を分析しました。2023年4月から9月までを2020年・2021年・2022年の同時期と比較した結果、昨年度までの値上げとは異なる傾向が見られました。

調査の背景
少しずつ外食業界やレジャー関連の市場回復が目立つようになった2023年度上半期ですが、原油高・原材料高・円安等を背景にした各分野での値上げの様子はメディアでも未だに多く取り上げられています。またその多くは大手食品メーカーが製造するナショナルブランド商品(NB商品)に関する情報で、プライベートブランド商品(PB商品)についてはあまり目にしません。
今回は身近なコンビニエンスストアで人気のお弁当やサンドイッチ、調理麺やお惣菜など各PB商品の販売価格や内容量がどのように変化しているのかについて調査分析しました。

【分析結果①】 主要カテゴリーに見られる“減量傾向”
●都内のコンビニエンスストアにて2020年度から2023年度のそれぞれ4月から9月に発売された新商品に関する価格と内容量の変化 ※記載の平均価格は全て税別価格です。

■昨年度までとは異なり減量へと方向転換
「おにぎり(単品)」「食パンサンドイッチ」「弁当・丼」「調理めん」などの主要カテゴリーを見ると、いずれも昨年度2022年までの年度別平均は増量を伴う値上げでした。ところが2023年になると値上げ傾向は維持されながら、内容量(g)についても減量されている様子が顕著に見られます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O5-UchC91Gq
■ おにぎり(単品);各年度(対象月:4月~9月)の対象商品数
[2020年:226品][2021年:183品][2022年:197品][2023年:245品]
※単品のおにぎりのみ対象。巻きずし、いなり、ランチセット等は含まず。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O6-Ohe5UhLS
■ 食パンサンドイッチ;各年度(対象月:4月~9月)の対象商品数
[2020年:168品][2021年:168品][2022年:165品][2023年:184品]
※食パンのサンドイッチのみ対象。クロワッサンやコッペパンなどのサンドイッチは含まず。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O7-8kZ1b0Q4
■ 弁当・丼各年度;(対象月:4月~9月)の対象商品数
[2020年:246品][2021年:210品][2022年:217品][2023年:285品]
※お弁当、カレー、丼物などを対象。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O8-OEtm1n20
■ 調理めん;各年度(対象月:4月~9月)の対象商品数
[2020年:319品][2021年:316品][2022年:339品][2023年:366品]
※冷蔵のうどん・そば・中華麺・焼きそば・パスタなどを対象。即席麺・カップ麺は含まず。

 

【分析結果②】 スープは“食べ応え重視”。サラダは“よりヘルシーに”。
●都内のコンビニエンスストアにて2020年度から2023年度のそれぞれ4月から9月に発売された新商品に関するカロリーと内容量の変化 

■「スープ・汁物」は内容量が減少するもののカロリーは増加。
一方で「サラダ・麺類サラダ」は低カロリー化の傾向。
「スープ・汁物」は内容量が平均で約5%減少するものの、カロリーは約9%増加しました。
また「サラダ・麺類サラダ」については容量の増減に関わらず、年々カロリーの減少が目立ちます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O9-25K7uCw5
■ スープ・汁物;各年度(対象月:4月~9月)の対象商品数
[2020年:61品][2021年:54品][2022年:61品][2023年:62品]
※各種スープ、汁物類を対象。シチュー、カレー、鍋料理などは含まず。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O10-N41ERO4K
■ サラダ・麺類サラダ;各年度(対象月:4月~9月)の対象商品数
[2020年:254品][2021年:229品][2022年:228品][2023年:202品]
※パック容器入りのサラダ・パスタサラダ等を対象。袋入りの生野菜、カット野菜などは含まず。

 
調査分析の詳細
【分析データの母体について】
コンビニ中食新商品データベース「SEEDs」に登録されている都内CVSで発売された新商品より抽出しています。
いずれも「SEEDs」に登録されているカテゴリー分類による集計分析結果となります。
【数値について】
記載の価格は税別価格、内容量については当社にて計量した数値、カロリーは商品記載の数値にて集計しています。
【対象期間について】
各年度とも第14週目~第39週目に発売された商品を対象としています。

 

コンビニ中食新商品データベース「SEEDs」(シーズ)について
都内の大手CVS店舗で発売されるお弁当や惣菜、調理麺、調理パン、チルドデザートなどの中食商品を毎週調査し、会員企業専用Webサイト上で検索可能なデータベースとして提供するサービスです。

パッケージや盛り付け、断面などの撮影からサイズ(大きさや重量)、栄養成分表示などの情報はもちろん、ひとつの商品を構成する具材・食材等も分解して可能な限り計量しており、さまざまな項目で検索できるのが特長です。

2000年1月にサービスを開始し現在の登録商品数は1万9千品を超えました。主に食品・調味料・添加物・包材などの各種原材料メーカーをはじめ、中食ベンダー、小売企業などで活用頂いております。

【登録カテゴリー】 
「米飯」「惣菜」「調理麺」「パン(チルド)」「パン(常温)」「デザート・スイーツ」の6カテゴリー
■毎週発売される100品前後の新商品を発売週に登録し会員企業に公開しています。
■詳しくはWEBサイトをご覧ください。 https://seeds20.com/
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O11-731o8qlf

 

ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社について

【会社概要】
社名:ジーアイ・マーケティング・パートナーズ株式会社
本社所在地:東京都新宿区上落合3-8-2-1F
代表取締役:川岸 敬明 ・ 監物 淳
設立: 2007年3月
事業内容: マーケティングリサーチやSPツール、広報誌等の企画制作
■CVS中食新商品データベース:https://seeds20.com/
■広報誌制作:https://www.gi-mp.com/pr-tokyo
■パンフレット制作:https://www.gi-mp.com/pamphlet
■店頭什器制作:https://paper-display-tokyo.com
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202310191344-O12-H0pUU8p4

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