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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、堅調な米経済指標でドル売り後退


16日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。株高などでリスク選好的なムードが広がれば、ドル売りに振れやすい。ただ、堅調な米経済指標で金利の低下は抑えられ、ドルは売りづらい展開となりそうだ。

米長期金利の動向が注視されるなか、前日は米10年債利回りの低下を背景にドル売り優勢となる場面があった。ただ、ユーロ・ドルはドル売りで押し上げられたものの、1.20ドル付近の売りに押され、ドル・円は108円半ばで底堅さが目立った。本日アジア市場でもその流れが受け継がれ、ドルは金利安の一服で欧州やオセアニアをはじめ主要通貨に対して小幅に値を上げた。午前中に発表された中国の経済指標はほぼ想定通りの内容となり、リスク回避の円買いは縮小した。

この後の海外市場では、米経済指標が注目される。前日は小売売上高やフィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数などが軒並み大きく改善。今晩発表の住宅関連統計やミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)も堅調となれば、早期正常化期待が高まりそうだ。企業決算で好業績を手がかりに株高に振れれば、ドルにはリスクオンの売りが強まる可能性があろう。ただ、回復期待で米金利の低下は抑制されればドル売りは後退し、対円で109円を目指す展開が見込まれる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・2月貿易収支(1月:+63億ユーロ)
・18:00 ユーロ圏・3月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.3%、速報値:+1.3%)
・21:30 米・3月住宅着工件数(予想:161.1万戸、2月:142.1万戸)
・21:30 米・3月住宅建設許可件数(予想:175.0戸、2月:172.0万戸←168.2万戸)
・23:00 米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(予想:89.0、3月:84.9)
・23:45 カプラン米ダラス連銀総裁オンライン討論会参加(気候変動関連)
・01:30 カプラン米ダラス連銀総裁オンライン会議参加(ビットコイン関連)
・日米首脳会談


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