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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米追加対策の早期実施で株高ならドルに売り


28日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。英国と欧州連合(EU)との通商合意で、安心感から円売りは継続の見通し。ただ、米追加経済対策法案の成立で株高に振れれば、ドルにはリスクオンの売りが見込まれる。

新型コロナウイルス変異種が日本や韓国などで発見され、世界的なまん延が警戒されている。そうしたなか、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンの接種が欧州連合(EU)各国で27日から始まった。同ワクチンは変異種にも有効とされるが、副作用への懸念も残る。週明けアジア市場では変異種の感染拡大が不安視されながらも、トランプ米大統領が追加対策法案に署名するとの観測から日経平均株価などアジア株が強含み、リスク選好の円売りが主要通貨を押し上げた。

この後の海外市場も、ややリスクオンのムードが広がりやすい。英国とEUが前週の通商協議でようやく合意に達し、ブレグジットの混乱を回避したことから引き続き円売りが見込まれる。また、米国の追加対策法案が成立すれば、最悪の場合には政府機関の一部閉鎖などのトラブルが予想されていたため、年末年始に向けリスクオフのドル買いは後退しよう。また、9000億ドル規模に上る支援の早期実施期待で、今晩は株高が見込まれる。ドルはそれを受けた売りで、対円での上昇は小幅にとどまろう。

【今日の欧米市場の予定】
・24:30 米・12月ダラス連銀製造業活動指数(予想:10.2、11月:12.0)
・休場:豪、NZ、英、カナダ(ボクシングデー振替休日)


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