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日経平均は5日続落、好悪材料混在し方向感の定まない展開


*15:35JST 日経平均は5日続落、好悪材料混在し方向感の定まない展開 日経平均は5日続落。先週末7日の米株式市場でNYダウは3日続落。追加利上げを警戒する売りが先行。その後、6月雇用統計で雇用者数の伸びが鈍化し、ピーク金利に近づいたとの見方からプラス圏を回復した。しかし、長期金利が上昇に転じたことからダウ平均は再び下げに転じ、終盤にかけて下げ幅を拡大した。今日の日経平均は5.04円高からスタートした。米株安に加え、朝方、先週末7日15時頃と比べ円高・ドル安方向に振れたことが、重しとなる一方、日経平均は先週末までの4日続落で1300円を超す下落となり、押し目待ちの買いが入りやすく、朝方は売り買いが交錯した。こうした中、今日も上場投資信託(ETF)の分配金捻出のための売りが警戒され、日経平均は午前はマイナス圏で推移した。一方、朝方以降は円安・ドル高方向への動きとなったことを受け、午後は日経平均が一時、小幅高に転じるなど、好悪材料が混在する中、今日は方向感の定まらない相場展開となった。

大引けの日経平均は前日比198.69円高の32189.73円となった。東証プライムの売買高は15億1531万株、売買代金は3兆6945億円だった。セクターでは海運業、輸送用機器、医薬品などが下落。一方、鉱業、パルプ・紙、小売業などが上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の44%、対して値上がり銘柄は50%となった。

個別では、ソシオネクスト<6526>、安川電<6506>、商船三井<9104>、ディスコ<6146>、ホンダ<7267>、第一三共<4568>、パナHD<6752>、三井物<8031>、川崎船<9107>、レーザーテック<6920>、トヨタ<7203>、ルネサス<6723>、JT<2914>が安く、郵船<9101>
など海運株、日産自<7201>など自動車株、アステラス薬<4503>など医薬品株、東電力HD<9501>など電力株が下げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が0.99億円の赤字となったMSコンサル<6555>、第1四半期営業利益が33.9%減となったエスクローAJ<6093>、23年11月期営業利益と経常利益予想を下方修正したサーラ<2734>、24年5月期営業利益が35.8%減予想と発表したミタチ<3321>が軟調な展開となった。

一方、メルカリ<4385>、楽天グループ<4755>、りそなHD<8308>、ソフトバンクG<9984>、ゆうちょ銀行<7182>、NTT<9432>、三菱商<8058>が高く、石油資源<1662>などエネルギー関連株、日本紙<3863>など紙パルプ株が上げた。個別の材料では、第3四半期累計の営業利益が8.7%減と上半期の46.0%減から減益率が縮小した良品計画<7453>、通期予想の営業利期はに対する第1四半期の進捗率が32.0%となったライフコーポ<8194>、上半期営業利益が2.5倍となったFブラザーズ<3454>、イメージセンサ検査関連製品7.47億円を受注したと発表したインターアク<7725>、EV生産技術「ギガキャスト」向け部品に参入すると報じられたリョービ<5851>が買われた。 <SK>
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