[NASDAQ:MCHP] - マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであるMicrochip Technology社（日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社）は本日、組み込みミドルウェアおよびオペレーティング システム開発者に向けたMPLAB（R） Harmonyエコシステム プログラムを発表しました。これにより、エコシステム パートナーはMicrochip社の32ビットPIC32 MCUのユーザベースを活用してビジネスの可能性を飛躍的に拡大して頂けます。このプログラムには、最新のMPLAB Harmonyを構成する各ツールを使える利点もあります。MPLAB HarmonyはMicrochip社およびサードパーティのミドルウェア、ドライバ、ライブラリ、リアルタイム オペレーティング システム（RTOS）のライセンシング、リセール、サポートを統合した業界で最も包括的な32ビット マイクロコントローラ向けファームウェア開発フレームワークです。今回発表したMPLAB Harmonyエコシステム プログラムはこのフレームワークを基にしており、このプログラムによるオープンかつ体系的な方法で互換性認証の「Harmony Compatible」を取得する事ができます。ソフトウェアの開発にあたってこのエコシステムを活用する事でリスクと総コストを低減し、開発期間を短縮でき、さらにPIC32 MPLAB Harmonyの大きなユーザベースを活用してビジネスを成長させる事ができます。
MPLAB Harmonyの動画はhttp://www.microchip.com/Videos-120715aでご覧ください。
「リスクを低減し、開発期間を短縮する一方で組み込みアプリケーションの機能拡張を図るには、より多くのソフトウェア ソリューションが必要です」とMicrochip社32ビットMCU部門副社長のRod Drakeは述べています。「MPLAB Harmonyサードパーティ プログラムを開発者とお客様の双方にメリットのあるものとするため、そして組み込みマイクロコントローラ業界で最も幅広く最も統合されたソリューションを提供するため、Microchip社はプログラムの拡張に努めています。」
今日のアプリケーションは複雑化が進んでおり、組み込み開発者は複雑なソリューションを迅速に市場へ投入する事が求められています。Microchip社のPIC32 MCU向けMPLAB Harmonyフレームワークを使うと、最低でも開発期間を20～35%以上短縮できます。これは、テストおよびデバッグ済みで相互動作が確認済みの柔軟な抽象化コードを提供しているためです。さらに、MPLAB Harmonyは複数のドライバ、ミドルウェア、ライブラリを効率的に統合できるモジュール式アーキテクチャを採用しており、その環境は特定のRTOSに依存しません。このようにあらかじめ検証と統合が完了している事で、開発期間を短縮できるだけでなくリユース性も向上します。ハードウェアに関しては、MPLAB Harmonyフレームワークによってコード移植がこれまで以上に容易になり、Microchip社の全ての32ビットPIC32 MCU間での簡単な移行が実現します。このため、最小限のコード開発で最終製品をエントリレベルからハイエンドまで揃え、収益を向上させる事ができます。ミドルウェアおよびオペレーティング システム開発者は、Microchip社のエコシステム プログラムを使う事でMPLAB Harmonyの長所である高い効率と信頼性を活かしたソリューションをより効率的に提供できます。
開発サポート
MPLAB Harmony統合ソフトウェア フレームワークは、Microchip社が無償で提供しているMPLAB Harmony ConfiguratorとMPLAB XC32コンパイラv1.40でサポートしています。これらのツールは全てMicrochip社のMPLAB X統合開発環境（IDE）で動作し、いずれも無償でダウンロードできます。また、MPLAB HarmonyとPIC32をサポートする低コストの各種開発ボードも提供しています。これらの製品をご購入頂くにはmicrochipDIRECTにアクセスするか、Microchip社の正規販売代理店にお問い合わせください。Microchip社の豊富な32ビットPIC32マイクロコントローラ製品と開発ツール、サードパーティ エコシステムについてはhttp://www.microchip.com/PIC32-120715aを参照してください。
在庫/供給状況
MPLAB Harmonyは現在既に提供中であり、基本フレームワークは無償です。このフレームワークをダウンロードすると、無償および有償のソフトウェア オプションをモジュール式のメニューから選択できます。ソフトウェア オプションは拡充を続けており、RTOS （Real Time Engineers Ltd.社のFreeRTOS、Wittenstein High Integrity Systems社のOpenRTOS）、TCP/IPスタック（InterNiche Technologies社）、組み込みSSL/TLSライブラリ（wolfSSL社）、IoTソリューション（PubNub社）を始め、Micrium社、SEGGER社、Express Logic社等のベンダーから多くのソフトウェアが提供されています。MPLAB Harmonyのダウンロードと詳細はhttp://www.microchip.com/Harmony-120715aを参照してください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください（掲載に許可は不要です）。
-MPLAB Harmonyのブロック図:http://www.microchip.com/Diagram-120715a
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Microchip社について
Microchip社（NASDAQ:MCHP）は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションで、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社のウェブページ（http://www.microchip.com/Homepage-120715a）をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen （Microchip社）
（メール: daphne.yuen@microchip.com）
