「真剣に検討」大阪知事選出馬要請の谷口氏 「超党派の連携に共感」

　任期満了に伴う大阪府知事選（4月9日投開票）で出馬要請を受けている法学者の谷口真由美氏（47）は2日朝、「立候補を真剣に検討している。なるべく早く返事をできるようにしたい」と取材に述べた。

　谷口氏は、地域政党・大阪維新の会に対抗する政治団体「アップデートおおさか」から出馬要請を受けていることを明らかにした上で、「党派を超えて、市民の手でより良い府政をつくっていこうとするパッションに共感した」と語った。

　アップデートおおさかは1月に設立。サクラクレパスホールディングス社長で大阪商工会議所副会頭を務めた西村貞一氏が代表に就き、元府副知事の小西禎一氏や政治学者の中島岳志氏らが呼び掛け人に名を連ねている。

　知事選には、維新代表で現職の吉村洋文氏（47）と共産党元参院議員の辰巳孝太郎氏（46）も出馬を表明している。【石川将来】