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福井大教授の論文撤回=査読不正疑いで出版社


 福井大の教授が自分の学術論文の審査(査読)に関わった疑いが持たれている問題で、論文が掲載された学術誌を発行するオランダの出版社「エルゼビア」は25日までに、この教授の論文を撤回したことを明らかにした。  同社は、論文著者の福井大教授が推薦した査読者の助言を根拠の一つとして掲載したとホームページ上で説明。「査読プロセスにおいて、著者と査読者の間に不適切なやりとりがあり、査読は適切でも独立したものでもなかった」とした。  福井大によると、論文は60代の女性教授らが投稿。同大に「査読に不正があるのではないか」との通報があり、同大は今年2月に調査委員会を設置して事実関係を調べている。  査読は学術誌に投稿された論文を同じ分野の専門家が読み、掲載に値するかどうかなどを評価する仕組み。一般的に査読者は匿名で、投稿者が自ら査読に関わることは不正とされている。 (了)【時事通信社】
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