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【ハンドメイド】誰でも作れる麻たわしで始めるエコライフ!スキマ時間で完成♪


環境に優しいエコな生活やSDGsは私たちの生活に馴染みのある言葉となってきました。

少しでもエコにしたいけど、何から始めよう。環境に優しい品物は少し値段が高いので買うのをためらってしまう。

そんな人におすすめの手作りエコアイテムが麻たわし。よく見る麻ひもがスキマ時間にエコグッズに変身。今回は麻たわしの作り方をご紹介します。

手づくりエコたわし

洗剤を使わないエコたわし。エコたわしの中でもアクリルたわしが有名です。

アクリルたわしは作るのも簡単。材料も手に入りやすいので色んなデザインを誰でも気軽に楽しめるのが嬉しいですね。

そんなアクリルたわしのデメリットは素材。

アクリルはプラスチックなので使うたびに細かい マイクロプラスチック が出てしまいます。マイクロプラスチックは小さくて回収することが難しいもの。また自然に分解されないのでそのままずっと残ってしまうという問題もあります。

海の生き物などに悪影響を及ぼすことから最近問題になっています。

そこで今回はマイクロプラスチックを出さない素材に注目。 身近で手に入る麻ひもでエコたわしを作りましょう。

麻ひもとは

新聞をしばったり、園芸用として目にする麻ひも。

麻ひも、ジュートひも、ヘンプなど、見た目は同じなのに呼び方が違っている時があります。

麻は生地を織る原料となる繊維のこと。繊維の総称なので同じ麻でも植物によって、性質ががらりと変わります。

よく目にする麻は大きく3種類。

  • 甘(あま):リネン
  • 黄麻:ジュート
  • 大麻:ヘンプ

リネン は丈夫で長持ち。洗濯にも強く汚れがついても落ちやすいのが特徴。キッチンクロスなどにも使われています。ひもよりもリネンコードとしてインテリア雑貨の材料として売られていることも多いです。

ジュート は伸びにくくて丈夫。通気性にもすぐれているのでバックや袋にも使われています。

ジュート、または黄麻 と書かれている麻ひももたくさんあります。園芸用や手芸など幅広く使いやすい素材です。

ヘンプ のひもはブレスレットやネックレスの素材としてもよく売られています。ヘンプには強度があり耐久性が高いのが特徴。また、抗菌消臭効果も期待できる素材です。

お店で売られている麻ひもはどれも天然素材。安心して選ぶことができます。よりよいものを選ぼうと思うなら原産国などもチェックしてみるといいですね。

麻たわしの作り方

まずは指あみで作る麻たわしの作り方をご紹介します。

材料と道具

  • 麻ひも:約4メートル
  • はさみ

【作り方】麻ひもをカットして親指にかける

約4メートルにカットした麻ひもを準備。

ひもの端を10cmほど残して親指にひもをかけて結びます。

【作り方】麻ひもを交互に指にかける

人差し指の内側、中指の外側、薬指の内側、小指の外側と交互に指にひもをかけます。

ひもは第1~2関節くらいにかけましょう。指の根元までかけると次のステップから作りにくくなります。

【作り方】折り返して同じようにひもを交互に指にかける

小指まで来たら折り返します。

また内側と外側が交互になるようにひもをかけましょう。 今回は1回目と内側と外側が逆になるようにします。

人差し指まできたら手のひらにひもをのせます。そのまま引っぱり、小指と薬指ではさみましょう。

これで準備完了です!

【作り方】ひもを編んでいく

ここからひもをコツコツと編んでいきます。

親指と人差し指の間のひもを引っ張り、人差し指をくぐらせてひもを人差し指の外側にもっていきます。

次に中指。中指の内側にある、まだ編んでいないひもを、かかっているひもの下から引っ張り外側にもっていきます。

薬指のひもはかかっているものを外側へ。

小指はかかっていないひもを外側へ。

小指まできたら編んでいないひもを手のひらにのせ、親指と人差し指の間にはさみます。

【作り方】繰り返しひもを編んでいく

先ほどと同じように、ひもをくぐらせる作業を小指から人差し指まで順番に続けましょう。

7往復くらい編むとひもの残りが10cmくらいに。 人差し指か小指まで編み切りましょう。

手の大きさによってあまるひもの長さは個人差があるので調整してください。

【作り方】ひもを指から外す

小指か人差し指のひもの輪を外しましょう。

外した輪にひもの先を通します。どこから通してもいいですよ。となりの指も輪を外し、ひもを通します。順番に反対まで進めましょう。ただし、親指はまだ外さないでください。

【作り方】左右のひもをひっぱって結ぶ

両端のひもを左右に引っ張ります。細く伸びます。

しっかり引っ張ったら根元で結びましょう。残ったひもで吊り下げるための輪も作ったら完成です。

かぎ針と麻ひもで作る麻たわし

もっと面を広くして洗いやすくするならかぎ針を使って作りましょう。 編みものは苦手と言う人にも麻たわし作りはとてもおすすめ。

まずは道具をそろえましょう。

  • 麻ひも
  • かぎ針
  • はさみ

かぎ針の太さはお好みです。家にあるものや使いやすいものを選んでください。

麻ひもは太くなるほど編みやすく使いやすくもなります。

編みもの初心者に麻たわしをおすすめする理由

編みものに興味があるけど自信がないという人や編みもの初心者に麻たわしをおすすめする理由は3つ。

  • スキマ時間に作れる
  • 編みものの練習ができる
  • 色んな形に仕上げられる

まずスキマ時間に作れるところ。 季節ものではないので年中作ることができます。作り貯めしておいても問題なし。シンプルな編み方を続けるだけなので途中でやめて再開するのは簡単。

テレビを見ながらや移動中にもできます。 30~1時間くらいで1個完成 するので集中してやってもあっという間です。

次に、編みものの練習ができるところ。 麻たわしのいいところは 多少あみ目がそろわなくても気にならないところ。

自分で台所やお掃除に使うと思うと、多少失敗しても気になりません。何度も編んでいるうちにどんどんコツがつかめてきます。麻たわしで練習して色んな編ものに挑戦していくのもいいですね。

最後に色々な形に仕上げられるところ。

たわしとして使えれば四角でも丸でも、長くても短くてもいいです。色々な編み方や形、サイズに挑戦できるのでいい練習になりますよ。

こんな形でなければならないということはないので気軽に楽しむことができます。

麻たわしで使いたい編み方

麻たわしの編み方は色々。その中でよく使う編み方をご紹介します。編みものの基本にもなるのでまずはここから覚えていきましょう。

くさり編み

くさり編みは簡単で基本となる編み方。かぎ針に結んだ輪にひっかけたひもを通していきます。

くさりのように連なっていくのでわかりやすいです。

細編み

細編みは「こまあみ」と読みます。2列目に進んで平面を形作るための大事なステップです。

くさり編みなどで1列目を編んだ状態からスタート。今まで編んだ編み目の2個手前の編み目にかぎ針を通します。

通った先のひもをひっかけて手前の輪を通しましょう。輪が2つかぎ針にかかっているままでひもをひっかけて2つも輪に通します。

この細編みをくりかえして丸や四角を作っていきます。

麻たわしの形

かぎ針で編んだ麻たわしをご紹介します。

丸は大皿などの面を洗うのに便利です。

四角は手にはさんで洗えるのでコップやお皿のふちを洗うのに便利ですよ。他の形にもぜひ挑戦してみてください。

麻たわしで始める一石二鳥のエコライフ

麻ひもさえあればできる麻たわし。気軽に始められるエコライフとしてぜひ取り入れてみてください。

さらに麻たわしのエコな面はハンドメイドで作れること。 自分の欲しいものを欲しい分だけ作れるハンドメイドは立派なエコ。

作る過程も作ったものもエコな麻たわしはとても素敵ですね。

ちょっと手を動かしたいなという時にまずは1つ作ってみてください。


cocohouse.m

余暇プランナー

ハンドメイド作家歴9年。 イラストを描くことが好きで、オリジナルイラストを使ったグッズやワークショップをしています。minneとCreemaを中心にネット販売も数年前から始めました。多くのお客様に作品をお届けできていることをうれしく思っています。県内のイベントにも年10回ほど出店しています。ハンドメイド販売の楽しさやポイントなどをお伝えできたらと思っています。

【ハンドメイド】誰でも作れる麻たわしで始めるエコライフ!スキマ時間で完成♪

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