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大谷翔平、新儀式「たけのこニョッキ」ポーズの謎判明「日本の有名な映画だよ」発案者は?


ドジャース対ダイヤモンドバックス ダイヤモンドバックスに勝利し、タッチを交わすドジャース山本(左)と大谷(撮影・藤尾明華)

<ドジャース6-4ダイヤモンドバックス>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)20日(日本時間21日)=斎藤庸裕】新儀式の謎が判明した。

ドジャース大谷翔平投手(29)が、ダイヤモンドバックス戦に「2番DH」で出場し、第1打席で意表を突くセーフティーバントを決めた。試合前、ストレングス&コンディショニング担当のスミス・コーチらと伸び上がって両手を広げるポーズをこの日も行った。スタジオジブリ製作のアニメ映画「となりのトトロ」から取り入れたもので、好調が続くチームを盛り上げている。

   ◇   ◇   ◇

大谷がスタジアムをどよめかせた。1回1死、左腕マンティプライの初球で三塁側を狙ってセーフティーバント。同投手に捕球されたが、悪送球を誘った。ロバーツ監督は「思ったようにはいかなかったかもしれないが、私は(判断に至る)過程が好きだ。あの状況で、いいプレーだった」と話した。敵軍の三塁手スアレスの守備位置を確認した上で大谷が判断したチームプレー。相手だけでなくロバーツ監督をも驚かせた。

意表を突き、周囲の想像を超えた。試合前のパフォーマンスしかりだ。大谷、山本と園田通訳、中島アスレチックトレーナー、スミス・ストレングス&コンディショニングコーチらが輪になり、グーンと伸びて両手を広げる新儀式が注目されていた。18日のレッズ戦前、地元中継局の女性リポーター、ワトソンさんとこの話題で盛り上がっていたスミス・コーチに聞いた。一体、何のポーズなのか-。

スミス・コーチ「なんだか当ててみて」

記者「たけのこニョッキか。日本のゲームの」

スミス・コーチ「ノー。ゲームじゃなくて映画だよ」

記者「アメリカの?」

スミス・コーチ「ノー。日本の有名な映画だよ」

ヒントはくれたが答えは明かさず、笑顔でダッグアウト裏へと消えた。2日後、再トライした。

記者「答えが分かった。(となりの)トトロだ」

スミス・コーチ「イエス! なんで分かったんだ?」

記者「子どもの頃、何度も見たから。スタジオジブリの映画が好きなの?」

スミス・コーチ「トトロと千と千尋の神隠しが好きなんだ」

同コーチによると発案者は「みんな共同で」とのことだった。ともあれ、新儀式は不朽の名作アニメ「となりのトトロ」のマネ。主人公のサツキと妹メイが、植えた苗の前で伸びるポーズをすると、どんどん木々が成長するシーンだ。

大谷は昨オフから走塁改革にも着手し、年々進化を遂げている。メジャー1年目の山本も登板ごとに確実に前進している。スタッフも一緒にグングン、もっと上へ。アニメの中で有名なセリフは「夢だけど、夢じゃなかった-」。目指すはワールドシリーズ制覇。常勝を求められ、緊張感もある中で、チームには和やかなムードが漂っている。

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