大切なお母さんへの感謝を伝える母の日。今年はいつだっけ？と迷ってしまうこともありますね。
毎年5月の第2日曜日に設定されてますが、この日付にはどのような背景があるの
でしょうか？
この記事では、母の日の日付とその由来、花の種類や色が持つ意味について解説します。
毎年母の日にギフトを贈ってる人も、初めて選ぶ人も、この記事を読んで母の日にピッタリの花を見つけましょう。
2024年の「母の日」はいつ？なぜその日になったの？
2024年の「母の日」は、5月12日（日）です。
日付は毎年変わりますが、5月の第2日曜日と決まっています。あたたかくて爽やかな季節に、母の日がやってきます。
毎年日付は変動するので「今年の母の日はいつかな？」と思ってしまいますよね。
では、なぜ母の日は5月の第2日曜日に選ばれたのでしょうか？
世界中に母の日はあるのですが、「いつ」なのかは国によって違います。
日本で5月の第2日曜日に決まったのは、アメリカが発祥とする説が有力です。
母の日の起源とはどんなものでしょうか。さっそく解説していきます。
「母の日」はいつから始まった？由来も解説
母の日の起源は諸説ありますが、ここでは有名な説をご紹介します。
「母の日」が始まった歴史
母の日は、アメリカのアンナ・ジャービスという一人の女性が始めたと言われています。
1907年5月12日、アンナは母が亡くなった追悼の意を込めて、母が好きだった白いカーネーションを教会に飾りました。今の形の「母の日」が始まった日は、今年と同じ5月12日だったのですね。
これに感動した人々が、翌年の1908年5月10日に同じ教会で「母の日」として祝いました。アンナはこのときの参加者全員に同じく白いカーネーションを手渡したといわれています。
白いカーネーションは母の日のシンボルとなり、1914年にアメリカが5月の第2日曜日を「母の日」として記念日に定めました。
それが今の形の「母の日」として世界中に広まったんですね。
日本での「母の日」、いつから広まった？
日本ではいつごろ母の日が広まったのでしょうか。
明治時代の終わりごろ、日本でもキリスト教系の教会で母の日が行われていました。その頃の母の日は3月でした。
昭和初期に昭和天皇の皇后さまの誕生日である3月6日を母の日と公式に設定されましたが、民間ではあまり広まりませんでした。
現在の形の母の日が広まったのは、1937年（昭和12年）5月です。
お菓子メーカーの森永製菓が20万人のお母さんを東京の遊園地に無料招待して「森永母の日大会」を開催しました。
このイベントがメディアでも取り上げられ、日本全国で5月が「母の愛を讃える日」として、母の日が祝われるようになったのです。
「母の日」がいつかわかったら......感謝を込めて贈りたい！母の日にピッタリの花とその意味
母の日には、お母さんに感謝を込めて贈り物をしたいですよね。
贈り物として喜ばれる定番といえば、花です。
その中でもカーネーションが有名ですが、それ以外にもギフトにぴったりの花があります。
また、母の日に贈る花の色には、それぞれ特別な意味が込められています。
それぞれの花の色の持つ意味を解説します。
＜カーネーション＞の花言葉
赤：母への愛、熱烈な愛、純粋な愛
ピンク：感謝、温かい心、上品・気品、美しいしぐさ
紫色：気品、誇り
オレンジ色：あなたを愛します、純粋な愛、熱愛
白：純白の愛、尊敬、亡き母をしのぶ
母の日の起源にもなっているカーネーション。色の種類も増え、選ぶのも楽しくなりますね。
＜バラ＞の花言葉
ピンク：上品
赤：愛情、美、あなたを愛する
白：深い尊敬
オレンジ：健やか
紫：尊敬
バラは、色だけではなく本数にも意味があります。1本からそれぞれ意味がありますが、母の日に贈るなら8本がおすすめ！
8本のバラには「あなたの思いやりに感謝します」という意味があります。
＜チューリップ＞の花言葉
赤：家族への感謝
ピンク：労い
オレンジ：照れ屋
白：待ちわびて
春の花で柔らかく清楚なイメージを持つチューリップも喜ばれそうですね。
＜紫陽花＞の花言葉
青：辛抱強い愛情
ピンク：元気な女性
最近では、日本古来の花で、育ていることが簡単というメリットもあり人気だそう。
紫陽花は土のpH値によって青や赤に色が変わりますが、どちらの色も、母の日にピッタリの花言葉です。
＜ダリア＞の花言葉
白：感謝、豊かな愛情
赤：華麗
黄色：栄華、優美
特に白のダリアは感謝の気持ちを込めて贈るのにおすすめです。
＜ガーベラ＞の花言葉
ピンク：感謝
赤：前進
白：希望、純粋
黄色：究極の愛、優しさ
華やかで可愛らしい印象。比較的日持ちするので、長く楽しむのにも適しています。
花言葉にあわせて贈ると、母の日のギフトをもっと特別なものにすることができますよ。
母の日はお母さんに感謝を贈ろう
「母の日」のことはみんな知ってるのに、毎年いつだっけ？と迷いがち。今年の母の日、「いつの間にか終わっていた」なんてことにならないように、しっかり準備してみては。
母の日はお母さんへの感謝と尊敬を表現する絶好の機会です。
普段はなかなか言えない感謝の気持ちを、素敵な花と一緒に、ぜひお母さんに伝えてくださいね！
