俳優で歌手の中村雅俊（73）が5日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」（日曜午前7時）に出演。共演した女優でタレントの榊原郁恵（64）に楽曲提供したエピソードを披露した。
中村はシングルレコードとCDで55作品をリリースしていて、19枚目「瞬間（ひととき）の愛」を1983年7月に発表。必殺シリーズ「必殺渡し人」（83年7月）でも主題歌になった。そのB面が「No Secrets」で、榊原に提供しようとした曲だった。
中村は「実は、今初めて言うんですけど、もう1970年代、郁恵ちゃんがバリバリのアイドルだったときに曲依頼があったんですよ」と話した。榊原は「えっ、私の？」と驚いた。同席していたタレント小川菜摘（61）も「エッ、郁恵さん、知らないの？」と尋ねると、榊原は「知らない、知らない」と真顔で返した。
中村は「曲をつくって、しばらくしたら…」と事務所関係者に「雅俊さん」と呼ばれて声の方向を見ると、その関係者が両手で×のポーズをつくっていたという。中村は「その曲を自分の曲の中に入れた」と話した。
幻の提供曲の存在を初めていった榊原は「わー、そう…残念でしたぁ」と悔しがった。中村は「面白いでしょ、エピソードとして」とニヤリ。榊原は「ありがとうございます、って言うか今になってねぇ～」と小川と見つめ合った。
