昨年本格デビューした新星シンガー・ソングライター、乃紫（のあ）が3日、、千葉・蘇我スポーツ公園で行われた屋外イベント「JAPAN JAM 2024」に登場し、初のフェス出演を果たした。
K－POPアイドルら国内外の多くのアーティストがTikTokで楽曲使用するなどして“バズった”人気曲「全方向美少女」をはじめ、未リリースの新曲「惑星より愛を込めて」など7曲を披露した。4月25日に東京・渋谷WWWで行った初ワンマンライブが完売御礼となった勢いそのままに、この日も出演した「BUZZ STAGE」には開始時間になるとエリアからはみ出るほどの観衆が集結。冒頭では「今日は私たちのライブがどれだけかっこいいかを証明しに来ました。みんな楽しんでね」と声をかけると「ウォー！」と大きな歓声も巻き起こった。
その後は「接吻の手引き」「A8番出口」などを披露し、最後は昨年にMIJ Quality Records所属として初めて出した楽曲「アフターオール」でフィニッシュ。4月のワンマンライブと同じ形でステージを締めくくり「楽しかったですね。自分のグッズを持っている人がいてうれしかったです」と笑顔で振り返った。
乃紫は大学在学中の22年に楽曲制作ソフトに触れたことをきっかけに楽曲制作を開始。TikTokでの「作曲してみた」動画などで名を広め、素顔を見せないアングルで作業をする様子から「正体不明の女子大生」として話題となった。 「全方向美少女」は、4月17日付のビルボードジャパンのネクストブレイク楽曲チャート「Heatseekers Songs」で初の首位も獲得。すでにセカンドワンマンライブとして、11月に東京と大阪での公演開催も決定しており、その勢いを象徴するようなステージとなった。
