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HoloLens 2用パッケージアプリ3種の機能が大幅アップデートに!


株式会社ホロラボは、HoloLens 2用パッケージ製品である「TechniCapture」「手放しマニュアル」「HoloRemote」の3つを、大幅に機能をアップデートしたことを発表しました。



DX実現を支援する「HoloLens 2用パッケージアプリ」

HoloLens 2用パッケージアプリケーションの次の3種について、大幅に機能がアップデートされました。

今回アップデートされたのは

技術継承「TechniCapture」

MR手順書「手放しマニュアル」

遠隔支援「HoloRemote」

の3つです。

ホロラボ社ではHoloLens 2の発売​以来、多様な業種の開発プロジェクトを支援しており、これまでのノウハウを活かして開発された「HoloLens 2用パッケージアプリケーション」では、個別カスタム開発と比較して低コスト、短期間、高品質で提供できるようになっていて、これにより様々な業種の現場DXの実現を支援することが可能になっています。

技術継承ツール「TechniCapture」の追加機能

熟練者の技術を多角的な視点から検証可能

技術継承ツール「TechniCapture」には、動作の記録ファイルをパソコン上で可視化することができる「TechniDataVisualizer(テクニデータビジュアライザー)」が追加されています。

個人の技術履修に力を発揮する新しいインターフェイス

従来の「TechniCapture」のインターフェイスに、記録の再生コントロールがしやすい「プレイヤーパネル」が追加され、アプリ内でも記録の振り返りがしやすくなっています。

また新バージョンの「TechniCapture」は、製品ページにて11月15日より無料配布されています。

ベテランの動作と比較が簡単!使いやすくなったワークフロー

新しくなったワークフローでは、ベテランの動きと自分の動きの比較が行えるようになっており、HoloLens 2アプリ「TechniCapture」を使って熟練者と初学者それぞれの作業工程の保存・出力が行えるようになっています。

次に、パソコンアプリ「TechniDataVisualizer」上で記録ファイルを可視化し、多角的に習熟具合や行程差を比較することで、的確な技術向上が期待できるようになりました。

これについては、具体的に以下の4ステップの活用が可能です。

ワークフローの活用

1.HoloLens 2着用者の手技を「TechniCapture」で現実空間内での挙動データとして記録します。

2.記録されたデータはcsvファイルに格納され、HoloLens 2の外部に取り出すことができます。

3.挙動データを取り出し、パソコンアプリ「TechniDataVisualizer」に読み込ませることで、PC画面内に構成された3D空間内での動きとして自在に再生することができます。

4.熟練者・初学者それぞれの挙動データを記録し、両者の手技を「TechniDataVisualizer」で同時再生することで、両者の挙動の差を直観的にもデータ的にも把握しやすくなります。

詳細:「TechniCapture」製品ページ



「手放しマニュアル」のアップデートポイント

HoloLensのみでマニュアルの作成から閲覧まで可能「手放しエディター」

「手放しマニュアル」は、テキスト・画像・動画から構成されるマニュアルを空間に表示して、MRデバイス着用者の作業支援を行うアプリケーションです。

両手が自由なままマニュアル〈説明文・画像・動画〉を確認しながら作業を進められるので、安全に業務が行えます。

新機能の「手放しエディター」は、「手放しマニュアル」のためのマニュアルをHoloLensだけで作成できるアプリです。

これまでは、Excelへ必要項目を入力した後にデータ変換を行い、HoloLensへ取り込む作業が必要でしたが、それらの作業をHoloLens上で完結し、マニュアルの作成から確認までをHoloLensだけで行うことができます。

マニュアル作成も『手放し』で可能な「手放しエディター」

マニュアルデータの作成を行うための操作も、「手放しマニュアル」同様に視線でのボタン操作で可能です。

解説テキストは音声入力で行うため、煩雑な操作は必要なく、画像や動画もHoloLensで撮影できます。

撮影後の確認や撮り直しも簡単に行うことができます。

マニュアルをPCで編集できる手放しエディターWindows版も登場

今回、作成したマニュアルをPCで編集できる手放しエディターのWindows版も用意されています。

出張先で素早く簡易マニュアルを作るにはHoloLens版「手放しエディター」、データを持ち帰って社内でブラッシュアップを行うときは、Windows版「手放しエディター」を活用することでより便利にできるようになります。

詳細:「手放しマニュアル」製品ページ

遠隔支援ツール「HoloRemote」の新機能

待望の新機能「マスク機能」が追加

「セキュリティ」を考慮した遠隔支援が可能になるマスク機能が「HoloRemote」に搭載されます。

HoloLens 2と遠隔地のパソコンを結んで、直感的な遠隔支援を可能にする「HoloRemote(ホロリモート)」が追加され、遠隔支援での映像送信で「支援が必要なところだけを見せたい。他は隠したい」といったことが可能な機能になっています。

マスク機能のリリースは2022年1月に予定されており、現在体験版が製品ページにて無料配布されています。

詳細:「HoloRemote」製品ページ

まとめ

ホロラボ社のHoloLens 2用パッケージアプリケーション、技術継承ツール「TechniCapture」、MR手順書「手放しマニュアル」、遠隔支援「HoloRemote」がそれぞれ大幅に機能がアップデートされました。

コロナ禍でオフィスワークは、DXが急速に進みつつありますが、建設現場など「現場のDX」はなかなか進まない現状があります。

今回発表された新機能は、様々な現場で求められている現場のDX化を支援するものとなっています。

HoloLensなどのスマートグラスの普及とともに活用が期待されますね。

ソース:プレスリリース[PR TIMES]








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