FacebookはOculusブログの投稿において、最新のアバターであるOculusアバター 2.0が展開開始したことを明らかにしました。
アバターがより表現力豊かにカスタマイズできるようになり、ビジュアルやモーションも大幅に向上しています。
100京以上の組み合わせでカスタマイズ可能
今回の新しいOculusアバター最大の特徴は利用できるカスタマイズの種類が豊富になったことです。
100京以上もの組み合わせに対応することができるため、これまでの以上に表現したい「自分自身」のアバターを作成することができるようになりました。
新しいアバターエディタを使用すると、
・顔の特徴
・ボディタイプ
・ヘアスタイル
・あごひげ
・メイク
・衣類
を個別に変更できます。
顔のカスタマイズもこれまでのような大雑把なものではなく、右目、鼻、口、さらにはシワに至るまで一つ一つを選べるようになりました。
Oculusアバターのアップデートでは、ユーザーが自分自身を表現するアバターを作成できることを最重要視されています。
現実と同じ外見という意味ではなく、こだわりの髪型やファッションアイテムなど「これこそが自分だ」といえるアバターの作成ができるようになりました。
Facebookはブログ投稿の中で
この地球には何十億もの個性を持った人間がいます。
そのすべてを表現するにはまだ追加する要素がたくさん必要ですが、新しいOculusアバターはこれまで以上にその個性を表現できるようになっています。
と今回のアップデートについてコメントしています。
アバターを利用できるVRアプリも拡大
また、Oculusアバターで作成した自分自身のアバターは、これまで以上に多くのVRアプリの中で活用することができるようになりました。
・Epic Roller Coasters
・PokerStars VR
・Topgolf with Pro Putt
といったアプリが新しいアバターに対応しており、Synth Ridersも対応していくことになっています。
また、2021年後半にリリース予定のForeVR Bowlingでも新しいアバターが利用できる予定です。
さらに、アバターは活気に満ちた表現、自己のデジタル表現のためのツールであることから、VR以外のアプリでもOculusアバターが利用できるようになります。
今後は、
・Facebookアプリ
・メッセンジャー
などにも、必要に応じて同じアバタースタイルを提供できるように取り組んでいくとのことです。
まとめ
アバターを作成していて「全然イメージ通りにならない・・・」と不満を感じたことはあると思います。
特にVRコミュニティではアバターはまさに自分の分身なので、できる限り自分のイメージ通りに作成したいところです。
そこで、Oculusアバターでは、なんと100京以上もの組み合わせでカスタマイズできるようになりました。
バーチャル世界での自己表現の幅が広がることで、より自分らしくVR体験を楽しむことができるようになるのではないでしょうか。
さらに、ビジュアルだけではなく表情や体の動きを自然にするための研究・開発の結果も取り入れられていることから、より現実に近いモーションも表現できるとのことです。
アバターをはじめとして、ますます現実世界とバーチャルの垣根がなくなりそうですね。
参考:Oculusブログ
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