あなたは猫にマイクロチップを装着していますか?

2019年に改正された動物愛護法で、ペットショップの猫ちゃんはマイクロチップの装着が義務化されたので、マイクロチップを装着している方も多いかもしれませんね。
 

ペットショップの猫ちゃん以外の保護猫ちゃんや法改正以前の猫ちゃんは、マイクロチップの装着について義務化されておらず、飼い主さんの努力義務とされており、国としては猫にマイクロチップを装置することを推奨しているようです。

猫へのマイクロチップの装着が努力義務化された2019年頃は、我が家の先代猫は15歳といい年齢になり、性格や身体能力的に脱走する可能性は低いとわかっていたので、その当時はマイクロチップの装着を考えたこともありませんでした。

しかし、去年やって来た子猫はすごくやんちゃで好奇心も旺盛。
先代猫は地震で揺れてようが眠り続けていた鈍感さんだったのですが、新入り子猫はビビりなので地震などの災害でびっくりして脱走する可能性もあると感じ、去勢手術を機にマイクロチップを装着することにしました。

マイクロチップを装置すると決めたもののマイクロチップがどんなものなのかよくわからない!
よくわからないものを可愛い可愛い子猫の体にいれるのは抵抗があります。
そこで、猫に装着するマイクロチップとはどんなものなのか、猫にマイクロチップを装置するメリットや体への影響を調べてみました。
 

◆猫のマイクロチップってどんなもの?

猫に装置するマイクロチップとは、体内にいれることのできる所謂『電子タグ』です。
我が家の主人はマイクロチップをGPSのようなものだと勘違いしていましたが、『電子タグ』なので猫が脱走しても位置情報などを知ることはできません。

では、猫にマイクロチップを装着するとどんなことができるのでしょうか?

猫のマイクロチップには15桁の固有の数字がデータとして記録されています。
専用のリーダーを使うと、猫の体内に装着されたマイクロチップを読み込むことができ、数字から飼い主さんのデータを調べることができるのだそう。

猫に装着するマイクロチップは8ミリから12ミリほどのもので首の後ろから肩甲骨辺りまでに埋め込むのが一般的。
小さいものではありますが、お米つぶよりはちょっとおっきいかもしれませんね。

マイクロチップ自体は約30年ほど持つと言われており、一度猫に埋め込めば基本的には交換などは不要。
猫が元気な間はずっとデータを保有し続けてくれます。
 

◆猫にマイクロチップをつけるメリット


猫にマイクロチップを装着する一番のメリットは『迷子になっても再会できる可能性が上がる』ことです。
飼い主さんの情報を見るだけでいいなら『迷子札でもいいんじゃないの?』と思うかもしれません。
しかし、最近の猫の首輪には安全機能が備わっている場合が多く、ちょっと首輪をどこかにひっかけただけで、首輪と共に迷子札が外れてしまうことも多くあります。
マイクロチップなら猫の体内にあるため、外れて飼い主さんの情報がわからなくなることもないため、マイクロチップを装着すると迷子猫と再会できる可能性が高くなるようです。

ただ、上記したように、マイクロチップにGPSがついているわけではないので、迷子になった猫を必ず見つけてあげられるわけではありません。
リーダーがなければマイクロチップの数字を読み取れず、飼い主さんの情報がわからないというデメリットもあります。
絶対に猫が帰ってくる!という保証はありませんが、マイクロチップも装着し、首輪に迷子札もつけておくのが、一番いいのかもしれません。
 

◆マイクロチップの体への影響は?

マイクロチップを埋め込む時に、猫の体への負担がないか、気になる方も多いのではないでしょうか?
マイクロチップは8ミリから12ミリほどのサイズなので、予防接種などで使う注射針よりも、太い針で猫の体に埋め込むのだそうです
我が家の子猫のかかりつけ獣医師に聞いたところ、一瞬で終わるから大したことはないだろうけど、普通の注射をされるよりちょっと痛いかも…とのことでした。
一部の動物病院では部分麻酔をして、猫にマイクロチップを装着することもあるようですが、麻酔なしで装着することが多いようです。
注射よりちょっとだけ痛いので、かかりつけの動物病院では去勢·避妊手術で麻酔を使い猫が眠っている間にマイクロチップを埋め込むことが多いとようでした。

またマイクロチップが発している電磁波が、猫の健康被害に繋がらないか、心配している飼い主さんも少なくないと思います。
こちらもかかりつけ獣医師に聞いたところ、基本的には体に悪い影響はないといわれているそうです。
また、病気や怪我等でレントゲンを撮る際も、マイクロチップが装着されていても、問題なく撮れるので大丈夫、とのことでした。
ただ、MRIはマイクロチップが装着されている部位の画像に乱れが出ることがあるのだそう。
腫瘍などが猫に装着したマイクロチップ付近にできた場合、正確な画像診断がしづらいようです。
 

◆猫にマイクロチップを装着する費用は?

動物病院によって費用は変動すると思いますが、数千円~1万円程度の場合が多いようです。
我が家のかかりつけ動物病院では4,000円でした。

また、住んでいる地域の自治体によっては、猫のマイクロチップの装着に助成金が出ることもあるようです。
ペット保険によっては、マイクロチップを装着すると月々の保険料が割引になるものもあるので、マイクロチップを装着する際には自治体の制度とペット保険の契約も見てみてくださいね。

いかがでしたか?
地震などが起こりやすい日本。
何も起きないことが一番いいですが、猫ともし離ればなれになってしまった時のことを考えて、マイクロチップを装着することは猫の防災にも繋がるのかもしれません。
まだマイクロチップを装着していないかた、一度装着を検討してもいいかもしれませんね。

情報提供元:猫壱
記事名:「国が装着を義務化してるって本当?猫にマイクロチップを装着した方がいい?