猫は、人間の言葉そのものをすべて理解しているというより、飼い主さんの話のトーンやアクセントなどで意味が伝わっているといわれています。しかし、飼い主さんからよく聞く、「だめ」「いいよ」「ごはん」などの短い単語などを覚えて理解している子もいるようです。
その上で、猫は飼い主さんが言っている人間の言葉を覚えて”自分でも話す”ということが可能なのか解説していきます。
猫は鳴いてコミュニケーションを取る?
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基本的に、猫同士では鳴いてコミュニケーションを取ることはありません。あるとしても、子猫が母猫を探している時や発情している時、また威嚇したりしている時ぐらいです。
しかし、人間と暮らしている猫は、鳴いてコミュニケーションを取ることが多いです。猫が人間の言葉を話しているように聞こえるなら、飼い主さんに何かを伝えたいサインと考えられます。
ですが、その場合でも猫は私たちのような言葉ではコミュニケーションを取りません。愛猫から人間の言葉が聞こえたなら、あくまでもそう聞こえたのであって、決して言語を話しているわけではありません。