「資産別世界100大銀行ランキング」とは？
「資産別世界100大銀行ランキング」は、「S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス」が発表するランキング。2022年末時点の資産によって上位100行を順位づけしています。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスは、アメリカの金融・情報サービスの大手企業「S&P グローバル・インク」の一部門で、世界中の機関投資家、投資顧問会社および資産運用会社、金融機関、ウェルスマネジメント、事業会社、大学等を対象にさまざまな資産クラスのデータ、リアル・タイムデータ、調査リポート、および分析を提供しています。
第1位 中国工商銀行 5兆7,429億ドル
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1位は中国工商銀行（Industrial and Commercial Bank of China Ltd.）で、資産額は5兆7,429億ドルに上ります。中国工商銀行は、中国４大国有銀行のひとつで、中国最大手の銀行です。
1984年に中国人民銀行の市中銀行業務を分離して創設され、1994年の金融制度改革により国有商業銀行となり、2005年に株式会社化されました。
日本国内にも東京支店、大阪支店、東京支店池袋出張所があります。
第2位 中国建設銀行 5兆168億ドル
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2位の中国建設銀行（China Construction Bank Corp.）は、資産額5兆168億ドル。1位の中国工商銀行と同じく中国４大国有銀行のひとつで、1954年に設立されました。
中国国内及び海外で幅広いネットワークを構築。社会インフラに対する長期的な融資に強みを持つ銀行から、さまざまなニーズに対応できる本格的な総合金融機関として大きく成長を遂げています。
日本にも東京支店、大阪支店があります。
第3位 中国農業銀行 4兆9,190億ドル
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3位は、資産額4兆9,190億ドルの中国農業銀行（Agricultural Bank of China Ltd.）です。こちらも、中国４大国有銀行のひとつ。
日本にも東京支店があり、グローバル企業・グループ、日本の大手・中堅企業、在日中国系企業、在中国日系企業並びにグローバル金融機関向けに企業向け貸付、貿易融資、有価証券投資、円決済・送金等サービスを提供しています。
第4位 中国銀行 4兆1,921億ドル
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中国４大国有銀行のひとつである中国銀行（Bank of China Ltd.）が4位。資産額は4兆1,921億ドルです。
日本にも東京支店、大阪支店、横浜支店、名古屋支店、東京大手町支店があり、日本円、米ドル、人民元、ユーロ、香港ドルなどの預金、貸付、両替、貿易決済、資金決済、外国為替取引などの業務を行っています。
第5位 JPモルガン・チェース 3兆6,657億ドル
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5位は、アメリカ最大の銀行、JPモルガン・チェース（JPMorgan Chase & Co.）で、資産額3兆6,657億ドルです。
日本にも東京支店があり、預金業務、為替業務、両替業務、融資業務、外国為替業務などを行っています。
第6位 バンク・オブ・アメリカ 3兆513億ドル
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6位は、資産額3兆513億ドルのバンク・オブ・アメリカ（Bank of America Corp.）。世界有数の金融機関のひとつで、米国内の預金シェアはJPモルガンに次ぐ2位です。
日本においては、個人、企業、機関投資家に対して、銀行業務、投資業務、資産運用業務、その他の財務管理及びリスク管理のための商品やサービスを幅広く提供しています。
第7位 三菱UFJフィナンシャル・グループ 2兆9,679億ドル
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日本の三菱UFJフィナンシャル・グループ（Mitsubishi UFJ Financial Group Inc.）が7位に入りました。資産額は2兆9,679億ドル。前年の6位から1ランクダウンしています。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、2005年10月に三菱東京フィナンシャル・グループと、UFJホールディングスが合併して誕生しました。商業銀行・信託銀行・証券会社をはじめ、カード会社、消費者金融会社、資産運用会社など、主要金融分野でトップクラスの企業が一体となり、さまざまな金融サービスを提供しています。
第8位 HSBC ホールディングス 2兆8,646億ドル
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8位は、イギリスのHSBC ホールディングス（HSBC Holdings PLC）で、資産額2兆8,646億ドルです。
HSBCのネットワークは、ヨーロッパ、アジア・太平洋、南北アメリカ、中東、アフリカの62の国と地域に広がっており、ウェルス＆パーソナル・バンキング事業、商業銀行事業、グローバル・バンキング&マーケッツ事業というグローバルな事業を通じて、約3,900万人の顧客をサポートしています。
第9位 BNPパリバ 2兆8,496億ドル
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9位はフランスのBNPパリバ（BNP Paribas SA）です。資産額は2兆8,496億ドル。リテールバンキング及びサービス（RBS）、並びに企業・機関金融（CIB）の2つの主要事業を行っています。
日本でも長期にわたり、日本市場に根差した外資系金融機関としての地位を築いており、有力外資系金融機関のひとつとして順調な成長を遂げています。ビー・エヌ・ピー・パリバ銀行 東京支店は2023年に50周年を迎えました。
第10位 クレディ・アグリコル・グループ 2兆5,426億ドル
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フランスのクレディ・アグリコル・グループ（Crédit Agricole Group）が10位に入りました。資産額は2兆5,426億ドルです。
19世紀後半にフランス農家の資金調達ニーズに応えるために創業され、現在では、フランス最大のリテール・バンクであるとともに、欧州を代表するユニバーサル・バンクのひとつとしてグローバルに事業を展開する世界有数の総合金融グループとなっています。
フランス国内外でのリテール銀行ビジネス、保険・資産運用ビジネス、コーポレート・投資銀行ビジネス、専門金融ビジネスなど総合的な金融サービス事業をグローバルに展開しています。
[出典]
The world's 100 largest banks, 2023-S&P Global Market Intelligence
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