はじめに
北海道の東側にある知床半島(しれとこはんとう)。
海に山にと、素晴らしい自然が広がっています！
今回は、リフレッシュできること間違いなしの知床半島の魅力と、観光モデルコースをご紹介します。
北海道・知床半島の概要について
知床半島(しれとこはんとう)は、北海道斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にかけて広がる半島で、オホーツク海の南端に突出しています。
長さは約70キロ！
幅は大きい部分でも25キロほどと、狭くて長い半島なんです。
西側にオホーツク海、東側は根室海峡に面していますよ。
知床半島内には路線バスもありますが本数が少ないので、観光には車やレンタカーが便利ですね。
北海道「知床半島」の観光モデルコース①オシンコシンの滝
JR知床斜里駅周辺から車でスタートし、約30分ほどで「オシンコシンの滝」に到着します。
オシンコンシンの滝は、斜里町のチャラッセナイ川の河口付近にあります。
標高は70メートルの所にあり、落差は50メートルです。
滝は途中から流れが2つに分かれていて、「双美の滝」という呼び名もあります。
途中まで階段で上がることができて、迫力のある光景が楽しめますよ♪
さらに、滝の上にある展望台から、オホーツク海や知床連山をのぞめ、特に流氷の季節は感動的な絶景が広がります！
◆オシンコシンの滝
住所：北海道斜里町
電話番号：0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
駐車場：有(バス35台、乗用車35台)
北海道「知床半島」の観光モデルコース②世界遺産センター
オシンコシンの滝から車で約10分ほどの「世界遺産センター」は、ユネスコの世界遺産である知床の自然環境を管理し、利用する際の情報発信の拠点となっている施設です。
ヒグマやエゾシカなど、知床に生息している動物の実物大の写真や、ヒグマの爪痕などの模型が展示してあり、知床の自然の素晴らしさを知ることができますよ。
◆知床世界遺産センター
住所：北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-10
電話番号：0152-24-3255
開館時間：
夏期(8:30～17:30)
冬期(9:00～16:30)
休館日：
夏期(4月20日～10月20日)無休
冬期(10月21日～4月19日)毎週火曜日
年末年始(12月29日～1月3日)
知床世界遺産センター
「知床半島」の観光モデルコース③プユニ岬
世界遺産センターから車で約5分弱の「プユニ岬」。
こちらは、知床半島の北側にある絶景の名所です！
オホーツク海の海岸線やウトロ港、さらに遠くには阿寒国立公園の山も見渡せるなど、美しい景色を楽しめますよ♡
プユニ岬はオホーツク海沿岸で、一番最初に流氷を見ることができるスポットとして有名です。
◆プユニ岬
住所：北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩尾別
北海道「知床半島」の観光モデルコース④知床一湖
プユニ岬から車で約30分の所に、知床の絶景名所の一つである「知床五湖」があり、一湖から五湖まで名前がついています。
知床五湖の遊歩道では、エゾリスやエゾシカなどの珍しい生き物が見られるだけでなく、ヒグマも出没することも……！
その影響で、遊歩道が閉鎖されることもあるんです。
一湖までは高架木道が整備され、展望台もあるので、美しい知床連山や原生林、それらを映す一湖の水面を見てみませんか？
◆知床一湖
住所：北海道斜里郡斜里町岩尾別
「知床半島」の観光モデルコース⑤知床峠
「知床峠」は、知床連山の尾根上に位置する、標高738メートルの峠です。
知床一湖からは車で約40分ほど。
ドライブコースとしても楽しめるスポットで、なんと7月下旬でも残雪を見ることができます！
秋には羅臼岳の見事な紅葉も楽しめます。
天気が良ければ北方領土の国後島も遠くに見ることができますよ。
◆知床峠
住所：北海道目梨郡羅臼町・斜里郡斜里町
「知床半島」の観光モデルコース⑥知床ウトロ温泉
知床半島は千島火山帯が沿っているため、良質の温泉がたくさん湧き出ているんです！
知床峠から車で約30分のウトロ崎周辺には、ホテルや民宿が大小様々に点在しています。
オーホツク海を見渡せる絶景の大浴場があるところもいくつもありますので、ぜひ素晴らしい景色を見ながら、旅の疲れをリフレッシュしてくださいね♪
知床の宿(知床斜里町観光協会)
知床半島へのアクセス
知床半島へは、女満別空港から車で約2時間15分、釧路空港から約3時間半で到着します。
主要駅まで電車で移動してきた場合は、札幌から車で約8時間、旭川駅からは約6時間半、釧路からは約6時間です。
知床半島に最も近いJR知床斜里駅へは、釧路から電車で約2時間15分かかりますよ。
知床アクセス情報
おわりに
北海道の知床半島には、圧倒的なスケールが魅力的な大自然がどこまでも広がります。
ぜひ、知床半島でしか出会えない大自然を満喫しに、観光しませんか？♡
