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美しすぎる文化の融合!スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」とは




はじめに


スペインには数々の世界遺産がありますが、中でもおすすめなのが「コルドバの歴史地区」です。
グラナダと並んで、イスラム文化とカトリック文化が融合した、面白い建物や文化に触れることができるんです♪
今回はそんな「コルドバ歴史地区」のおすすめスポットをご紹介します。

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」とは?


「コルドバ歴史地区」とは、スペイン南部のコルドバ県にある世界遺産です。

コンスタンティノープルとダマスカス、そしてコルドバは、「西方の宝石」と呼ばれるイスラーム文化を色濃く残した美しい都市なんです。

中でもコルドバのメスキータ(モスク)は、グラナダのアルハンブラ宮殿と並んで、最高傑作と称されています♪

そして、メスキータだけでなく、コルドバの街自体が歴史にあふれ、素晴らしい景観を誇ります。

その絶景を守るために、世界遺産に登録されたのです。

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」の歴史


コルドバの歴史は古く、ローマ時代に始まります。

ローマ帝国の植民地「ベティカ」として栄えていましたが、ローマ帝国衰退後の6世紀にはキリスト教国の支配下となるのです。

しかし、8世紀になるとイスラム教徒のムーア人の侵攻によって、後ウマイヤ朝の都となります。そして10世紀、イスラム教カリフ王国の時代に最盛期を迎えます。

しかし、キリスト教徒のレコンキスタによって再びキリスト教国の領土となり、今ではスペインの一部となっているのです。

さん(@__.s_t_e_f.__)が投稿した写真 -

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」の魅力①メスキータ


コルドバには、「メスキータ」と呼ばれる聖マリア大聖堂があります。
ちなみに、メスキータとは“ひざまずく地”という意味があり、現在でいうイスラム教の『モスク』を表す言葉です。

聖マリア大聖堂という名前なのに、イスラム教の言葉を使用するなんて不思議だと思いませんか?

メスキータはその名前の通り、世界で唯一のキリスト教の礼拝堂。一方で、イスラム教のモスクが一緒に存在している場所なんです。

元々は、785年にイスラム教の寺院として建設された『アルジャマ・モスク』。
カトリック教徒が、礼拝堂やカテドラルを寺院内に作ったことで、現在のメスキータとなりました。

当初は、破壊される予定でしたが、メスキータの美しさを理由に、残しておく価値があると当時のカトリック教徒が判断したそう!
こうしたことは滅多にないので、まさに貴重な建物となっています♡

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」の魅力②ユダヤ人街の『花の小径』


イスラム教時代のコルドバは、ユダヤ人が政治経済を支える存在でした。
そのため、ユダヤ人たちは自分たちが住む区画を造りました。

そうしたイスラム教時代の都市の名残りで、狭い道が迷路のように入り組んだ路地になっています。
これは敵の侵入を防ぐためだったようです。

その路地の白壁一面に、色とりどりの花の小鉢を飾った場所があり、そこは『花の小径』と呼ばれています。

花が美しく咲き乱れる時期は呼び名が表すとおり、花にあふれた道はまさに絶景!
観光客にも人気のスポットですよ♪

@looquestarが投稿した写真 -

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」のおすすめレストラン


南スペイン料理が食べたい方におすすめなのが、「タベルナ・ルケ」です。
アットホームなお店で、夜は予約が必要なほどの人気店です♪

南スペインの家庭料理が充実。
毎日食べても飽きがこない優しい味のメニューが並びます。
ちなみに、ドリンクの注文には、無料でタパと呼ばれる小皿料理がついてきます。

日本人の観光客には嬉しい、小さいサイズの料理も選ぶことができます。
コルドバ観光の際にはぜひ、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

◆Taberna Luque(タベルナ・ルケ)
住所:Calle Blanco Belmonte 4, 14003 Cordoba, Spain
電話番号:+34-699-80-65-60

Taberna Luque(タベルナ・ルケ)


スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」の旅行で気を付けたいこと


スペイン観光で気を付けたいことは、スリ被害です。

リッチな観光客に見える綺麗め系のワンピースや、ヒールの高い靴を履いていると、スリグループのターゲットになってしまいます。

そのため、観光地などでは、目立たないTシャツやジーンズなどで出かけることをおすすめします。
また、かばんやリュックは体の前方にして持ち、スリ被害に遭わないよう対策をとりましょう。

他にも置き引きや、遅い時間帯に歩いていると人種差別主義の暴力的グループからの暴行など、犯罪の的になることもあるので気を付けましょうね。

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」へのアクセス方法


コルドバへは、スペインのマドリードから国鉄・Renfe(レンフェ)の特急AVEを利用して、約1時間40分ほどで到着します。
料金は片道で約70ユーロほどです。

鉄道の旅より時間がかかりますが、ゆっくりとスペインの街並みを堪能したい方におすすめなのが、長距離バス・Socibus(ソスィバス)です。
片道約5時間かかりますが、16ユーロと格安!移動費を節約することができますよ。

スペインの世界遺産「コルドバ歴史地区」と併せて楽しみたいスポット


コルドバと併せて訪れたいスポットが、スペインの首都「バルセロナ」です。

バルセロナにはスペイン広場など観光地として見どころがたくさんありますが、今回ご紹介するのは、バルセロナの巨大マーケット「ラ・ボケリア」です。

バルセロナ市民の日常生活を支える市場で、その歴史は古く、1217年の肉売り市が起源とされるマーケットなんです!

約42件ものお店が並び、食材はもちろんのこと、各種スパイスやキッチン用品、カラスミにナッツや酢漬けのオリーブなど、珍しい食材も手に入りますよ♪

おわりに


世界遺産である、スペイン「コルドバ歴史地区」をご紹介しました!
カトリック文化とイスラム文化の入り混じった美しい世界を堪能してみませんか?♡
コルドバ歴史地区内にはたくさんの見どころがあるので、ぜひ数日滞在して、コルドバの魅力を十分に体感してみてくださいね♪
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