軽自動車のスタンダードと言えるハイトワゴンクラスにおいて、最古参であったデイズが待望のモデルチェンジ。ファーストカーとして不満なく使える品質をもたらすために全面新設計され、すべての性能・機能が最先端にアップデートされた。ここでは強力なライバルたちと、コクピットまわりやユーティリティ、そしてスペックを比較検証してみたい。

DAYZ ハイウェイスターX プロパイロットエディション

先代よりもエンジンルームを縮小し、ホイールベースを65㎜拡大。それにより室内と荷室の前後スペースも大きく広がった。後席には大型セダンのフーガと同等の広さが実現されている。

■ハイウェイスターX プロパイロットエディション

全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1640

室内長×室内幅×室内高(㎜):2065×1340×1270

ホイールベース(㎜) :2495

トレッド(㎜):前 1300 後 1290

車両重量(㎏):860

エンジン型式:BR06

エンジン種類:直列3気筒DOHC

ボア×ストローク(㎜):62.7×71.2

総排気量(㏄):659

エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):38[52]/6400

エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):60[6.1]/3600

燃料供給装置:電子制御燃料噴射装置

燃料タンク容量(ℓ):27(レギュラー)

モーター型式:SM21

モーター最高出力(kW/rpm):2.0/1200

モーター最大トルク(Nm/rpm):40/100

トランスミッション形式:CVT

変速比:前進 2.411~0.404 後退 2.295

最終減速比:6.540

駆動方式:FF

サスペンション:前 ストラット 後 トーションビーム

ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク 後 リーディングトレーリング

タイヤ・サイズ:155/65R14

最小回転半径(m):4.5

JC08モード燃費(㎞/ℓ):28.6

車両本体価:156万7080円

レザー仕様のインパネや本革巻きステアリングを備え、室内の上質感をアップ。販売店オプションの9インチ大型ナビやメーター内のカラーモニター、タッチパネル式オートエアコンなど、先進的なユーティリティも充実している。

リヤシート高:660㎜
フロントシート高:650〜660㎜


撮影グレードはエボニーのトリコットシートを標準装備。前席には疲労軽減に貢献する中折れ形状のシートバックが採用され、座り心地も上々。実測した後席の膝前クリアランスは最大で約360㎜、頭上は約70㎜と、驚くほど広い。

撮影車は自然吸気エンジンにスマートシンプルハイブリッドを組み合わせ、動力性能と省燃費を両立。きびきびとした加速性能を誇る。

専用デザインの14インチアルミホイールが標準で備わる。装着タイヤはブリヂストンのエコピアEP150。

通常時:奥行き385㎜ 高さ875㎜

後席格納時:最大奥行き1410㎜ 最小幅890㎜

通常時でも十分に広い奥行きは、後席のスライド機構により最大約530㎜まで拡大可能。FF車には大きな床下収納も装備される。後席は5対5分割可倒式で、後席格納時の奥行きも広い。

WAGON R STINGRAY ハイブリッドT

「スティングレー」を含めて3種類のフェイスデザインが用意されるワゴンR。上級ミニバンを彷彿させる個性も特徴のひとつだ。新型デイズと比較するとドイールベースは少し短い。

■ハイブリッドT

全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1650

室内長×室内幅×室内高(㎜):2450×1355×1265

ホイールベース(㎜) :2460

トレッド(㎜):前 1295 後 1300

車両重量(㎏):800

エンジン型式:R06A型

エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ

ボア×ストローク(㎜):64.0×68.2

総排気量(㏄):658

エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6000

エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):98[10.0]/3000

燃料供給装置:EPI(電子制御燃料噴射装置)

燃料タンク容量(ℓ):27(レギュラー)

モーター型式:WA05A

モーター最高出力(kW/rpm):2.3[3.1]/1000

モーター最大トルク(Nm/rpm):50[5.1]/100

トランスミッション形式:CVT

変速比:前進 4.006~0.550 後退 3.771

最終減速比:4.064

駆動方式:FF

サスペンション:前 ストラット 後 トーションビーム

ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク 後 リーディングトレーリング

タイヤ・サイズ:165/55R15

最小回転半径(m):4.6

JC08モード燃費(㎞/ℓ):28.4

車両本体価:165万8880円

新型デイズとは対称的に水平基調のインパネを採用。オンダッシュメーターを備えるため、オプションの8インチナビは少し低い位置に装着される。オートエアコンにはアイドルストップ時も涼しさを保つエコクールを内蔵。

リヤシート高:680㎜
フロントシート高:610〜660㎜


スティングレーは赤いステッチが入ったファブリックシートを標準装備。後席は左右別々にスライドとリクライニングさせることが可能で、膝前のクリアランスは約180〜340㎜の間で調整できる。頭上スペースは約100㎜。

撮影車はターボエンジンとISG(モーター機能付き発電機)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載。加速時もモーターアシストを行なう。

撮影車は15インチアルミホイールを標準で装備。タイヤはダンロップのエナセーブEC300+を装着する。

通常時:奥行き280㎜ 高さ870㎜

後席格納時:最大奥行き1360㎜ 最小幅890㎜

新型デイズと比べると通常時の奥行きが狭いことは否めない。それでも左右独立の後席スライドを使えば、最大約450㎜まで拡大することが可能。助手席の前倒し機能も装備されている。

MOVE CUSTOM RS“ハイパーSAⅢ”

基本に忠実なスクエアデザインが持ち味で、垂直なテールゲートが空間効率の高さを予感させる。ただし、四車の中ではホイールベースが最も短く、それは後席の前後長に反映されている。

■RS”ハイパーSAⅢ”

全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1630

室内長×室内幅×室内高(㎜):2080×1320×1280

ホイールベース(㎜) :2455

トレッド(㎜):前 1305 後 1295

車両重量(㎏):850

エンジン型式:KF型

エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ

ボア×ストローク(㎜):63.0×70.4

総排気量(㏄):658

エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6400

エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):92[9.4]/3200

燃料供給装置:EFI(電子制御式燃料噴射装置)

燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)

トランスミッション形式:CVT

変速比:前進 3.327~0.628 後退 2.230

最終減速比:4.800

駆動方式:FF

サスペンション:前 ストラット 後 トーションビーム

ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク 後 リーディングトレーリング

タイヤ・サイズ:165/55R15

最小回転半径(m):4.7

JC08モード燃費(㎞/ℓ):27.4

車両本体価:162万5400円

新型デイズと同じように大型モニターをダッシュ中央にマウントし、メーター内にTFTカラーディスプレイを装備。「カスタム」系はフルオートエアコンが標準装備で、オプションの8インチナビはパノラマモニターに対応する。

リヤシート高:650㎜
フロントシート高:590〜620㎜


撮影車はレザー調×ファブリックシートを標準装備。運転席にはシートヒーターも備わる。後席は左右分割のスライドとリクライニングに対応。膝前のクリアランスは約50〜280㎜と、他車よりは少し狭い。頭上スペースは約90㎜。

「カスタムRS“ハイパーSAⅢ”」はターボエンジンを搭載。アクセルを高開度に保つパワーモードが備わり、ステアリングスイッチで切り替えられる。

撮影車は15インチアルミホイールを標準装備。タイヤはブリヂストンのエコピアEP150を履いている。

通常時:奥行き320㎜ 高さ660㎜

後席格納時:最大奥行き1300㎜ 最小幅890㎜

通常時の奥行きは新型デイズより狭いが、後席には240㎜のロングスライド機構を装備。操作レバーがシート背面に装備され、左右別々に調整できるので荷室アレンジの自由度が高い。

N-WGN CUSTOM G・ターボSSパッケージⅡ

ホイールベースは四車の中で最も長く、後席スペースも新型デイズに負けず劣らず広い。フェン ダーの存在感を強調したデザインを採用し、タイヤが四隅に張り出したワイド感も演出。

■カスタムG・ターボSSパッケージⅡ

全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1655

室内長×室内幅×室内高(㎜):2055×1355×1300

ホイールベース(㎜) :2520

トレッド(㎜):前 1295 後 1295

車両重量(㎏):870

エンジン型式:S07A

エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ

ボア×ストローク(㎜):64.0×68.2

総排気量(㏄):658

エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6000

エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):104[10.6]/2600

燃料供給装置:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)

燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)

トランスミッション形式:CVT

変速比:前進 3.152~0.577 後退 2.722〜1.424

最終減速比:4.619

駆動方式:FF

サスペンション:前 ストラット 後 車軸式

ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク 後 リーディングトレーリング

タイヤ・サイズ:165/55R15

最小回転半径(m):4.7

JC08モード燃費(㎞/ℓ):24.0

車両本体価:159万9000円

8インチモニターとメーターの位置を横一列に揃えたシンプルなデザイン。内装の質感は非常に高く、軽自動車らしい便利な収納類も多数装備する。全車フルオートエアコンを標準装備し、Hondaインターナビもオプション設定。

リヤシート高:660㎜
フロントシート高:640〜650㎜


撮影車はホワイトダブルステッチの入ったプライムスムース&ジャージコンビシートを装備。後席はスライドとリクライニングが可能で、膝前クリアランスは約130〜350㎜の間で調整可能。頭上のスペースも約110㎜とかなり広い。

標準車とカスタムの双方にターボエンジン搭載の「G・ターボパッケージ」を設定。2600rpmで最大トルクを発揮する特性により優れた加速性能を実現。

本来の標準ホイールは14インチアルミだが、撮影車は特別仕様の15インチアルミホイールを装着する。

通常時:奥行き360㎜ 高さ870㎜

後席格納時:最大奥行き1390㎜ 最小幅890㎜

荷室にもゆとりがあり、通常時の奥行きはムーヴやワゴンRより広い。5対5分割可倒式の後席は左右一体でのスライドも可能。人が座れる状態のまま奥行きは約570㎜まで拡大できる。

情報提供元:MotorFan
記事名:「 日産デイズハイウェイスターをスズキ・ワゴンRスティングレイ、ダイハツ・ムーヴカスタム、ホンダN-WGNと徹底比較!〈コクピット/シート/ラゲッジスペース/スペックetc……〉