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【疑問】Araiの新作ラパイド NEO。無骨すぎるデザインは暑くないの?蒸れないの? 聞いてみた。/大坂モーターサイクルショー2019


Araiから新しく登場した「RAPIDE NEO(ラパイド・ネオ)」。球面体のシンプルな帽体を採用したクラシックなスタイルを採用しているのが大きな特徴となるが、Araiのこだわりは見た目だけではなかった。




PHOTO●山下博央/山田俊輔 REPORT●山下博央

Arai・RAPIDE NEO……46,000円(+消費税) ※ソリッドカラー

 アライヘルメットからこの春登場したヘルメットがこのラパイド・ネオである。大阪モーターサイクルショーや東京モーターサイクルショーでは2年前から「コンセプトX」として、開発段階のものが展示されていたが、それが遂に商品化されたのだ。




「アライのラパイド」と聞くと、80年代や90年代からバイクに乗り始めたユーザーには馴染みのある商品名ではないだろうか。著者も90年ごろからバイクに乗り始めたが、初めて買ったのはアライのラパイドで、その後もラパイドシリーズを愛用してツーリングやレースを楽しんだ。当時のラパイドシリーズの特徴となったのは口元に設けられた3本スリット。少しずつダクトなどが追加されていく中でも、この3本スリットは長らくラパイドのアイコンであったが、ラパイド・ネオでその3本スリットが復活した。




 ラパイド・ネオのコンセプトは見て目にシンプルなフォルムにすること。そのため、今のヘルメットでは標準で装備されている通気性を上げるダクトなどを表面から排除した男気溢れるヘルメットなのだ。


 ……ダクトがない。そう聞くと、ヘルメットの中に熱がこもりっぱなしなのではないかと思いきや、「アライ初のインナーベンチレーションシステムが、走行時の負圧を利用して排熱してくれるので、見ためよりも涼しいという声が届いてます」とメーカー解説員は話す。


 さすがアライヘルメット、昔のフォルムを再現しただけではなく、アライがこだわる安全性、快適性は最新技術が投入されているのだ。シンプルな帽体ながらスネル規格取得する高い安全性も魅力である。




 被り心地はアライ特有の頭全体を包み込む被り心地はそのままなのだが、他のモデルと比較すると被りやすく感じる。その理由は、ラパイド・ネオではショートネックが採用されており、装着のしやすさにも配慮されているという。試着した際に鏡に映った3本スリットは、やはりかっこいい。


すでにソリッドカラーは発売を開始しているが、大阪モーターサイクルショーブースでは今後市販予定のグラフィックモデルなども展示されている。




 ネオクラシックバイクやクルーザーのユーザーにはちょっと心くすぐられるデザインのものが展示されていた。これらグラフィックモデルも春から初にかけて発売開始を予定しているため、ぜひ注目して欲しい。



ブースで展示されていたラパイド・ネオ。ソリッドカラーはすでに4色が発売されており、イエローは参考出品となる。また、上段のグラフィックモデルは54,000円(+消費税)で発売予定だ

今回は参考出品カラーを試着。とにかくフォルムがシンプルで、旧車からネオクラシック、クルーザーと幅広い車種に合わせやすい。なお、内装も黒にこだわり新たな素材を採用している

カワサキのZ900RS CAFEにマッチしそうなカラーリング。このヘルメットに入るロゴはアライヘルメットの前身となる「新井広武商会」のロゴをアレンジしたものだ

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