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グッドイヤー・ベクター4シーズンズ 時ならぬ大雪、オールシーズンタイヤは対応できたか?


オールシーズンタイヤは、夏期のドライ・ウェット路面から冬期の雪道まで走行できる四季を通じた全天候型タイヤのこと。高速道路等のチェーン規制の下でも走行可能である。1年半前からマイカー、BMW320iにオールシーズンタイヤのグッドイヤー・ベクター4シーズンズ・ハイブリッドを履いているMotor Fan illustrated編集長が、東京の大雪ドライブをレポートする。

1月22日18:30頃の明治通り新宿付近の様子

Vector 4 Seasons Hybridを新品装着した2016年9月のときの写真

1月22日午後から23日未明に関東地方に降った大雪。道路は渋滞、鉄道をはじめとする公共交通機関も、例によって大混乱だった。いつもだったら、「チェーンを着けるのも面倒だし、雪が降るならクルマで出かけるのはやめよう」となるのだが、いま私が、マイカーに履いているのは、グッドイヤーの最新オールシーズンタイヤ「ベクター4シーズンズ・ハイブリッド(Vector 4 Seasons Hybrid)」である。


グッドイヤーは、1977年に世界初のオールシーズンタイヤを発売したメーカー。ベクター4シーズンズは2008年から国内への輸入が始まった。現在日本で販売しているVector 4 Seasons Hybridは、輸入品ではなく日本国内生産品で、欧州と日本の技術が融合したオールシーズンタイヤなのである。




Vector 4 Seasons Hybrid には、ASTM(世界最大・民間・非営利の国際標準化・規格設定機関)に認証されたスノーフレークマーク、日本で冬用タイヤであることを示すスノーマークが付く。


高速道路の冬用タイヤ規制の際も、スタッドレスタイヤと同様、通行できるのもVector 4 Seasons Hybridのメリットだ(ちなみに、「全車チェーン規制」がかかったら、スタッドレスタイヤもVector 4 Seasons Hybridもチェーンを装着しないと通行できなくなる)。

走行18000km後のVector 4 Seasons Hybrid

BMW 320iが履くVector 4 Seasons Hybridは、205/60R16サイズ。履いたのが2016年9月だから、すでに17カ月1万8000kmほど走行している(つまり、新品ではない)。




オールシーズンタイヤは欧米ではごく一般的に使われている。しかし、日本は、「冬期はスタッドレスに履き替える派」「雪が降ったらサマータイヤにチェーンを巻く派」そして、「雪が降ったら諦めてクルマに乗らない派」の3タイプに分かれるのが実情だろう。つまり、オールシーズンタイヤは少数派だ。


マイカーにスタッドレスを装着したいが、サマータイヤの保管場所に困る。そもそも、東京で積雪があるのは稀。いきおい、雪が降ったらクルマに乗るのを諦めるということになる(つまり、私は諦める派だった、Vector 4 Seasons Hybridを履くまでは)。


オールシーズンタイヤは、一年通して履きっぱなし。サマータイヤとまったく同じではないが、不満のない静粛性やドライ&ウェット性能を持つ。そして、これまたスタッドレスタイヤとまったく同じではないが、冬期の「いざ」というときに、雪、シャーベット路を走行できる性能がある。




そして、昨日が、その「いざっという時」だったのだ。

会社を出たのは18時半。すでに、幹線道路にも雪が積もっている。都内明治通り新宿付近も、すっかり雪国のようだ。ノーマルタイヤでは、まったく歯が立たないだろう。実際、立ち往生しているクルマも見かけた。FR車ではなおさらだ。ノーマルタイヤのクルマが路肩に放置されているのも見える。チェーンを履いたミニバンがおそるおそるソロリソロリと走っているのを尻目に、BMW320i+Vector 4 Seasons Hybridは、快適に安心して走れた。


「おおっ、普通に走れるじゃん!」と感心。もちろん、スタッドレスタイヤと同等というわけではない。イメージ的にはスタッドレスタイヤの7-8割くらいの走行性能、グリップ性能という感じだろうか。




320iのドライブモードはECO PROモードにし、アクセル操作もステアリング操作もいつもより丁寧に。それでも時折ESCの介入を示すウォーニングが出る。でも、不安はなし。

自宅前の様子

翌朝。自宅前の路地裏には17cmほど雪が積もっていた。雪かきをしてそろりと走り出す。これも問題ない。朝、すでに環七、中原街道などの幹線道路はすでに雪はない。それでも外苑西通り、さらに細い路地に入ると雪が。幹線道路はチェーンなしでいけるが、細い道路を考えると怖い。幹線道路をチェーン装着のまま走ると路面もチェーンも痛む。


その点、Vector 4 Seasons Hybridズは快適だ。




問題は、おそらく明日の朝。東京地方の最適気温の予報は-2度(すみません、北国の方。東京ではこのくらいでも充分に寒いんです!)。残った雪が凍結してツルツルになった路面でVector 4 Seasons Hybridがどういう性能を発揮するか、だ。グッドイヤーのホームページにもシャーベット路:スタッドレスタイヤ◎ Vector 4 Seasons Hybrid○ 圧雪:スタッドレスタイヤ◎ Vector 4 Seasons Hybrid○ 凍結:スタッドレスタイヤ◎ Vector 4 Seasons Hybrid△となっている。明日の朝、凍結していたら、さらに注意深い運転を心がけたい。




昨日・今日のドライブを考えると、オールシーズズタイヤ、ベクター4シーズンズは、非常にありがたい性能の持ち主だった。

1月23日朝。首都高速はほぼ通行止め。幹線道路は除雪されているが、日陰は別。やはりサマータイヤでは走行するのは危険な路面状況だ。

じつは、Vector 4 Seasons Hybridを履いて1年半以上経つのだが、「ああ、履いててよかった! サマータイヤではきっと走れなかっただろうけど、オールシーズンタイヤだから走れた」というシチュエーションは、今回が初めてだった。


とはいえ、1年に一度か二度、多くても三度の、こういう機会に威力を発揮するのがオールシーズンタイヤ。雪上ドライブの機会がもっとある人、アイスバーンを含めた凍結路を走る機会がある人は、スタッドレスへの換装をお勧めする。Vector 4 Seasons Hybridは、私のような、ほぼ都会しか走らない、スノードライブの機会は今回のような場合に限られて年に数回というユーザーのためのタイヤだ。


というわけで、「履いててよかった、Vector 4 Seasons Hybrid!」と感謝した次第である。

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